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全個体電池ベンチャー SOLID POWER社、2000万ドルのシリーズAの資金調達を発表

9月11日(火)、安全で高エネルギー、かつコスト競争力もある全固体電池(ASSB)業界トップであり米コロラド州ルイビルを拠点とするソリッド・パワー社は、2000万ドルのシリーズAの投資ラウンドを終了した事を発表した。

2000万ドルのシリーズAの資金調達を発表

ASSBは、充電1回あたりの稼働時間が長く、製品の全体的な信頼性と安全性が優れており、モバイル電源用途で非常に注目されている。

自動車業界は、電気自動車化を進めており、現在最先端のリチウムイオン電池に比べ、全体的に安全で簡潔なエネルギー貯蔵システムを使用して、電動化する車両の範囲を広げるために、特にASSBに興味を持っている。

ソリッド・パワー社は、シリーズAの投資により、マルチMWhのロール・ツー・ロール方式の設備を作り、生産を拡大できるようになるとのことだ。

この設備は、2018年末までに建設が完了して導入し、2019年に本格稼働する予定がされている。

この生産能力により、同社の固体電池セルを自動車産業、航空宇宙産業、防衛産業を含む複数の市場に供給する準備が整うことになるということだ。

同社の最終目標は、全固体電池が、高性能モバイル電源用途に最適な電池として、リチウムイオン電池に取って代わることであるという。

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シリーズAのシンジケート投資を行ったのは、Volta Energy Technologies、ヒュンダイ・クレイドル、サムスンベンチャー投資、三桜工業、Solvay Ventures、A123システムズなど。

「当社は、『ポスト・リチウムイオン電池』技術の最有力候補として明らかに抜け出したASSB技術による『あらゆる物の電動化』の中心にいます」と共同創業者でCEOを務めるダグ・キャンベル氏は話している。

「固体電池は、EV、電子産業、防衛産業、医療機器の市場を一変させます。ソリッド・パワーの技術により、安全性、性能、コストに特別な注意を払った競争力のある製品で業界に革命を起こす用意ができています」。

2017年12月、ソリッド・パワー社は、BMWグループと提携して、電気自動車用の固体電池を共同開発し、ソリッド・パワー社の技術を高性能電気自動車に関する自動車業界の要件に合うように調整すると発表している。

ソリッド・パワー社製固体電池は、従来のリチウムイオン電池よりも大幅に高いエネルギーを供給し、リチウムイオン・システムでは電池パックの安全な動作を保証するために一般に用いられる、多くの高価な技術的対策への依存を減らすことで、システムレベルでのコストの削減も可能だ。

ソリッド・パワー社製固体電池には、次を含む数多くの利点があるとのこと。

●現在のリチウムイオン電池に比べ、2~3倍高エネルギー

●リチウムイオン電池で用いられるような揮発性、可燃性、腐食性の液体電解質を使用しないことによる安全性の大幅な向上

●次による電池パックの低コスト設計

・安全装置・機能の大幅削減
  
・電池パックの冷却が不要

・液体の封じ込めが不要なことによる、セル、モジュール、パックの設計の大幅な簡素化

●業界標準のロール・ツー・ロール方式での自動生産と互換性があることによる高い製造性

Solid Powerについて:

Solid Power は、次世代のソリッドステートバッテリー(全固体電池)業界の最先端でリードする企業。

同社の全固体電池は最高のリチウムイオン電池と比較して、エネルギー密度、安全性、および信頼性が大幅に向上している。

これらを合わせると、実用時間の増加、安全性の向上、および低コスト生産で電気自動車、医療機器、航空機、衛星などのバッテリー駆動機器の性能を大幅に向上させることが可能だ。

2012年に世界で最も優秀な電池開発者と研究者で設立された。

同社はコロラド州のColorado Technology Center で1950 m2 の施設を所有している。

Solid Power の施設には最先端のマルチ-MWh、ロール・ツー・ロール生産ラインが整備されている。

現在のパイロットラインは初期製品販売を支援し、スケーラブルな製造に集中することにより、同社の技術とプロセスを自動車グレードの性能に合わせて拡張する。

URL: http://solidpowerbattery.com

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