[CHALLENGER編集部]
CHALLENGERは、新しい産業の創造に挑戦する企業・団体を表彰する「2024年 CHALLENGERアワード」において、株式会社FCE(東証スタンダード:9564)に「人財開発イノベーション大賞」を授与することを決定した。
FCEは「人」×「Tech」で人的資本の最大化に貢献することをミッションに掲げ、DX推進事業と教育研修事業を展開している。特に、人財育成プラットフォーム「Smart Boarding」は2024年12月に導入企業数1,200社を突破。アカウント数70,000以上、継続率98.6%という実績を残している。また、RPAツール「RPAロボパットDX」も1,500社という導入実績を誇り、約7,300のITツール中で第2位という高い評価を獲得している。
教育とテクノロジーの革新的な統合
Smart Boardingの特徴は、単なるeラーニングプラットフォームを超えた、包括的な人材育成支援にある。2024年10月には3つ目の機能となる「人材評価」をリリースし、学習と評価の一体化を実現。この革新性は、ITreview Grid Award 2024 Fallでの最高位「Leader」受賞や、BOXIL SaaS AWARD Winter 2024でのeラーニング部門「Good Service」受賞などの外部評価にも表れている。
RPAロボパットDXは、RPAツール部門で8期連続して顧客満足度No.1を獲得。2,500名を超えるRPAロボパットマスター認定取得者が、企業のDX推進を実務レベルで支援している。2024年には医療業界部門でも1位を獲得し、業界特化型のソリューションとしても高い評価を得ている。
教育機関との深い連携
FCEの革新性は、教育現場との連携にも表れている。2024年には群馬県総合教育センターと教員の業務効率化に関する実証事業を開始。また、早稲田摂陵高等学校、岡山学芸館高等学校、岡山学芸館清秀中学校などへのFCEプロンプトゲート アカデミックの導入、横浜創英中学校へのWonder Code、CodeCombatの導入など、次世代教育の実践の場を広げている。
企業間連携による価値創造
リンクアンドモチベーショングループとの個人向けサービス領域での業務提携、スタディラボとの業務提携、四国銀行とのデジタル化支援に関する連携協定など、様々な企業・団体とのパートナーシップを通じて、新しい価値創造に挑戦している。特に、Smart BoardingのOEMパートナーとしてシステムシェアードやカケハシスカイソリューションズと提携を結ぶなど、プラットフォームとしての拡張も進めている。
社会からの高い評価
FCEの取り組みは、社会からも高い評価を受けている。2024年にはホワイト企業認定でゴールドを受賞し、ストレスフリーカンパニーにも3年連続で選出。さらに「働きがいのある会社」ランキングでは12年連続でベストカンパニーに選ばれている。これらの評価は、同社の企業としての健全性と、持続的な成長力を示すものといえる。
製品・サービスの継続的な進化
FCEは常に新しい価値の創造に挑戦している。2024年には生成AIプロンプトプラットフォーム「FCEプロンプトゲート」の提供を開始し、生成AI組織活用人材育成「FCEプロンプトゲートマスター認定プログラム」も立ち上げた。また、脱エクセル化ツール「Pat Link DB」のリリースや、製造業向けのISO・5S学習コンテンツの提供など、顧客ニーズに応じた製品・サービスの拡充を続けている。
アワード授与の意義
CHALLENGERは、FCEが実現してきた以下の成果を高く評価し、「人財開発イノベーション大賞」の授与を決定した。
- Smart Boarding 1,200社、RPAロボパットDX 1,500社という具体的な導入実績が示す、ソリューションの有効性
- 98.6%という高い継続率が示す、顧客満足度の高さ
- 教育機関から企業まで幅広い領域での変革支援の実績
- 継続的なイノベーションによる製品・サービスの進化
これらの実績は、FCEが掲げる「人的資本の最大化」というミッションの着実な実現を示すものである。テクノロジーと教育の融合による新しい価値創造は、まさに現代の産業界が必要としているイノベーションといえる。
CHALLENGERは、本アワードを通じて、FCEの革新的な取り組みがより広く認知され、日本の産業界全体の発展につながることを期待している。
[CHALLENGER編集部]
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