東京発グローバルスタートアップイベント「Takeoff Tokyo 2024」への期待高まる ~日経イノベーション・ミートアップ セミナー「東京発グローバルスタートアップイベントの意義」開催へ~

日本発のグローバルスタートアップを創出し、新たな産業の創造を牽引するムーブメントに注目が集まっています。4月2日、日本経済新聞社主催のオンラインセミナー「東京発グローバルスタートアップイベントの意義」が開催され、4月10日、11日に行われる世界を目指す起業家向けのピッチイベント「Takeoff Tokyo 2024」の意義と展望が語られる予定です。

同セミナーでは、Takeoff Tokyo CEO兼Co-founderのアンティ・ソンニネン氏が登壇。日本経済新聞社の告知によると、ソンニネン氏は「今の日本になぜ国際的なピッチイベントが必要なのか」「東京から世界を目指すために今必要な企業文化とは?」「東京発のグローバルイベントを通じて実現しようとしている世界観」などの論点について語るとのことです。

Takeoff Tokyoは、起業家自らが「日本から世界を目指す文化を作り出す」ことを目指して、昨年初開催されたグローバルイベントです。今年は昨年の2倍以上の規模となり、「世界にテイクオフ(離陸)するスタートアップ50社のピッチコンテストと、世界で活躍する先輩起業家50名のパネルディスカッションが行われます。150社以上のスタートアップ、60社以上のVCが参加を決めており、全編英語で実施されます」(日本経済新聞社)という、まさに”東京発・世界行き”の野心的なイベントとなっています。

「岸田首相が打ち出した『スタートアップ創出5か年計画』に基づき、政府や地方自治体などが日本のスタートアップを盛り上げようと動いています。こうした追い風を背景に、日本でもスタートアップの起業や海外を目指す動きがさらに活発になっています」(日本経済新聞社)。そうした中、Takeoff Tokyoに代表される「スタートアップと世界をつなぐプラットフォームとしてのグローバルイベント」の役割がますます重要になってきています。

「近年急速にスタートアップが成長しているフランスでは、数年前に新設したグローバルイベント『ビバテクノロジー』がスタートアップ支援のけん引役の一つとなっています」(日本経済新聞社)。日本でも、世界とつながり、日本発のイノベーションを創出する起点となるグローバルイベントの確立が急務と言えるでしょう。

その意味で、Takeoff Tokyoは、単なるピッチイベントを超えて、日本の産業創造の未来を切り拓く”挑戦者たち”の登竜門として、大きな意義を持つイベントになると期待されます。日本の技術力を武器に、グローバルな課題解決に挑むスタートアップが続々と誕生する新時代の幕開けとなるのか。4月2日のセミナーで、その青写真が語られるはずです。世界を目指すスタートアップの挑戦に刮目せよ!