このたび「仕事の未来研究会」では、多様なバックグラウンドを持つメンバーの知見を結集し、ユニークな支援事業をスタートさせることになりました。それが「首長セカンドキャリア支援プロジェクト」です。
首長は常に地域の先頭に立ち、強いリーダーシップを発揮し続けてきました。住民の暮らしを守るという使命感、行政の枠を越えて革新を生み出す創造力、利害関係者との調整を図る巧みな交渉術。どれも企業経営や起業の世界でも通用する能力ばかりです。首長職を通じて培ってきたスキルを、次のステージでも思う存分発揮してほしい。そんな願いからこのプロジェクトは始動します。
プロジェクトの目玉として、元首長のためのキャリア相談会を随時開催していきます。首長を退任したものの、まだまだ社会に貢献したいという”情熱”を胸に秘めた方々からのご応募を広く受け付けます。研究会のメンバーが個別面談に応じ、一人ひとりの個性や強みを引き出しながら、新たな活躍の場を一緒に模索します。
民間企業の経営幹部としてイノベーションを牽引する道、ソーシャルビジネスの立ち上げで地域課題の解決に挑む道、まちづくりの専門家として自治体をサポートする道など、選択肢は無限に広がっています。志の高い首長経験者たちが集い、互いの再挑戦を応援し合う。ここから新しい”公共のリーダー像”が生まれることを期待しています。
私たち研究会は、こうした”旅立ち”のための伴走者となることを誓います。セカンドキャリアを歩み始める皆様には、これまで積み重ねてきた経験やスキルに、新たな学びと出会いを重ね、活躍の場を切り拓いていってほしい。時に戸惑いながらも、前を向いて一歩ずつ進んでいく。その勇気ある姿勢を、私たちは心から称えます。
首長という「肩書き」を卒業した皆様は、新たなアイデンティティを模索する旅の途上にいます。「仕事の未来」を切り拓くフロントランナーとして、存分に羽ばたいていただきたい。研究会は皆様の人生の “応援団”として、エールを送り続けます。
首長を退任された方、これから退任を控えている方、ぜひ一度、相談会への参加をご検討ください。きっと新たな扉が開かれるはずです。マスメディアの皆様におかれましても、この挑戦の物語を広く伝えていただければ幸いです。
「首長」を超えていく。次の時代の”公共リーダー”の登場を、私たちは心待ちにしています。」
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