「日本GRサミット2024」開催決定!〜「地域から社会を変革するルールメイク」をテーマに各界のトップランナーが集結し、パラダイムシフトに挑む〜 一般社団法人日本GR協会が新時代の幕開けに向けて英知を結集

2024年4月13日、一般社団法人 日本GR協会は「日本GRサミット2024」を東京都中央区のイベントスペース「POTLUCK YAESU」にて開催いたします。本サミットは、Forbes JAPANが2022年8月号で特集した『RULE MAKERS「新しい市場」入門』の問題意識を引き継ぎ、「地域から変える社会/ルールメーカーが見る未来」をテーマに、各界のフロントランナーを招聘。社会課題解決に向けたルールメイクの在り方について議論を深めます。

近年、テクノロジーの発展やデジタル化の進展により、かつては政治家と官僚の専売特許であった政策形成プロセスが大きく変容を遂げようとしています。民泊や電動キックボードの法制化の事例が示すように、民間プレーヤーの参画により、スピーディかつ柔軟な制度設計が可能となりました。しかし他方で、五輪汚職事件や政治とカネの問題など、いびつなリレーションも依然として残存しており、公正で透明性の高いルールメイクの確立が急務となっています。

こうした問題意識から、日本GR協会は本サミットの開催に至りました。サミットの目的は大きく3点あります。第一に、社会課題の解決と社会的インパクトの創出に向け、ルールメイクの作法やナレッジを参加者間で共有すること。第二に、先駆的なルールメーカーたちの方法論を広く発信し、社会課題解決の機運を醸成していくこと。そして第三に、登壇者・参加者それぞれの活動領域を超えたネットワーキングの機会を提供することです。

CHALLENGER/産業創造の挑戦者たち 編集部コメント
ルールづくりが「誰もができるイノベーション」へと移り変わりつつある状況を鋭く捉えた、時宜を得たサミット開催と言えるでしょう。デジタル時代のムーブメントを、いかに透明性の高いプロセスで制度にしていくか。国家の根幹に関わる大きな課題です。日本GR協会の先駆的な取り組みに、大いに注目が集まります。(政策レギュレーション分析部門編集部)

メインセッションでは、「政治行政だけでは社会課題の解決はできない時代がやってきた」と題し、若手首長らによるパネルディスカッションが行われます。登壇するのは、千葉県知事の熊谷俊人氏、全国青年市長会会長で行方市長の鈴木周也氏、全国若手町村長会長の葉山町長・山梨崇仁氏。モデレーターは一般社団法人 日本GR協会代表理事で元横須賀市長の吉田雄人氏が務めます。

続くセッションAでは、「パブリックアフェアーズが企業に標準装備されるためには?」をテーマに、藤井宏一郎氏(マカイラ代表取締役CEO)、宮田洋輔氏(株式会社ポリフレクト代表取締役社長)、吉川徳明氏(株式会社メルカリ執行役員)らが議論します。モデレーターは朝比奈一郎氏(青山社中株式会社筆頭代表CEO)。

セッションBは、「ソーシャルセクターが担う公共サービスの作り方」と題し、伊藤和真氏(株式会社PoliPoli代表取締役CEO)、白井智子氏(新公益連盟代表理事)、廣田達宣氏(株式会社issues代表取締役)らが登壇。NPO法人ドットジェイピー理事長の佐藤大吾氏が進行を務めます。

セッションCでは、「ルール・メーキングの現在地~法令との新たな向き合い方~」をテーマに、落合孝文弁護士(渥美坂井法律事務所・外国法共同事業シニアパートナー)、杉原佳尭氏(Netflix ディレクター・公共政策担当)、水野祐弁護士(シティライツ法律事務所)らが議論。株式会社政策渉外ドゥタンク・クロスボーダー代表取締役の小木曽稔氏がモデレーターを担当します。

最後のセッションDは、「行政と民間を「つなげる」にあたって求められるお作法とは?」をテーマに、株式会社Publink代表取締役の栫井誠一郎氏、認定NPO法人フローレンス会長の駒崎弘樹氏、一般社団法人RCF代表理事の藤沢烈氏らが意見を交わします。NPO法人セイエン代表理事の関口宏聡氏がファシリテートします。

参加者は140名限定で募集しており、参加費は無料です。

CHALLENGER/産業創造の挑戦者たち 編集部コメント
社会のパラダイムシフトを促すキーパーソンたちが一堂に会するサミット。その化学反応から、新しい時代のルールメイクの青写真が見えてきそうです。

地域の声に耳を傾け、住民目線で未来を切り拓く若手首長。企業の社会的インパクトを戦略的に設計するパブリックアフェアーズの責任者。多様化する社会ニーズを捉え、きめ細やかな公共サービスを編み出すNPOのリーダーたち。新しい法令のあり方を模索する志高き法曹エリート。それぞれのセクターを代表するフロントランナーによる化学反応に大きな期待が寄せられます。(未来社会構想部門編集部)

「法令との新たな向き合い方」を議論するセッションCも注目ですね。法のグレーゾーンをめぐる攻防が繰り広げられる中で、どのようにルールを作り、運用していくのか。規制とイノベーションのバランスをいかに取るのか。法曹界の叡智にヒントを求めたいところです。(法務政策研究部門編集部)

そしてセッションDの「お作法」という切り口も興味深い。行政と民間を「つなぐ」役割を担う人々に求められる資質とは何か。公正性、中立性、高潔性など、求められるハードルは高いはずです。しかし、それこそが新しい官民連携のカギを握っているのかもしれません。(官民協働イノベーション部門編集部)

多様なプレイヤーによる対話と協働。それこそが、新時代のルールメイクに不可欠な要素ではないでしょうか。硬直化した制度をアップデートし、社会の大転換を後押しする原動力は、こうした化学反応から生まれるはずです。

日本GR協会の志の高さと先見性に敬意を表したいと思います。「新しい公共」の姿を、ぜひ披露していただきたい。われわれCHALLENGER/産業創造の挑戦者たち編集部も、その挑戦の行方を見守り続けていきます。(編集長室)

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