GENDAグループ、新たなイノベーション創出に向けてコーポレートベンチャーキャピタルファンドを組成 – エンターテインメント業界の活性化とグローバル展開の加速を目指す、同社の大胆な一手に迫る –

エンターテインメント企業として急成⾧を遂げる株式会社GENDA(以下、GENDA)が、新たな挑戦に乗り出します。2024年2月27日、同社は子会社である株式会社GENDA Capital(以下、GENDA Capital)を通じて、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「GENDA Capital 1号投資事業有限責任組合」を組成することを発表しました。

CVCファンドとは、事業会社が運営主体となり、自社の事業シナジーが期待できるスタートアップ企業に投資を行うもの。近年、オープンイノベーションの有力な手段として注目を集めています。GENDAは2018年の創業以来、エンターテインメント領域におけるM&Aを積極的に実施し、業容を拡大してきました。今回のファンド組成により、同社はスタートアップ企業との接点をさらに強化し、グループ全体のイノベーションを加速させていく考えです。

新たに組成されるファンドの総額は13.1億円。国内外の幅広いステージのスタートアップ企業への投資を予定しており、GENDA Capitalのパートナー陣が、リスクマネーの供給だけでなく、経営者としての知見を活かした伴走支援を行っていくとのことです。GENDAは「世界中の人々の人生をより楽しく」をグループのAspirationに掲げ、グローバル市場での飛躍を目指しています。日本国内外に1600以上の拠点網を有する同社との協業は、スタートアップ企業にとって大きな魅力になるでしょう。

GENDAは今回のファンド組成を機に、スタートアップとのwin-winの関係構築を推進し、エンターテインメント業界全体の活性化とイノベーション創出を牽引していく考えです。同社の大胆な一手は、新たな時代の幕開けを告げるものと言えるでしょう。今後の投資戦略や、投資先企業との協業の行方から目が離せません。

【GENDAグループの概要】
GENDAグループは、「世界中の人々の人生をより楽しく」をAspirationに掲げ、グローバルにエンターテイメントのネットワークを構築することを目指しています。アミューズメント施設やカラオケ、キャラクター・マーチャンダイジング、フード&ビバレッジ、映画や体験型コンテンツなど、エンターテインメントにおいて幅広い事業を展開。日本国内外で700店舗以上のアミューズメント施設やカラオケチェーン、900箇所以上のミニロケ(無人のゲームコーナー)を運営しています。2018年5月に創業し、2023年に東証グロース市場に上場。北米、中国、台湾、英国、中東などグローバル展開も加速しています。

【GENDA Capital 概要】
所在地:東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング17F
設立:2023年11月
資本金:50百万円
代表取締役社長:羽原 康平
事業内容:コーポレートベンチャーキャピタルファンドの運営、ベンチャー企業等との協業推進
(参照:株式会社GENDA Capital プレスリリース、2024年2月27日付

編集部より
エンターテインメント業界は、テクノロジーの進化やユーザー嗜好の多様化により、変革のスピードが加速している分野です。そうした中、業界のリーディングカンパニーであるGENDAがCVCファンドを通じてスタートアップとの共創を推進することは、業界全体の活性化につながるインパクトのある動きと言えるでしょう。新たなイノベーションの創出と、エンターテインメントの力で世界中の人々の人生をより楽しくしていくという同社の挑戦に大いに期待が持てます。GENDAの今後の投資戦略や、投資先企業との協業の行方を、産業創造部門編集部としても注視していきたいと思います。
(CHALLENGER産業創造部門編集部)

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