- はじめに – 記者志望からメディア業界へ
私が書くことに興味を持ったのは、高校生の頃に遡ります。当時は戦争ジャーナリストに憧れを抱き、真実を伝える記者の姿に熱い想いを馳せていました。大学に進学すると、スポーツ記者、そして経済記者へと関心が移り変わっていきました。
そうした中で出会ったのが、デジタル領域でのマスメディア支援でした。インターネットの可能性に魅了され、メディアの未来を切り拓く挑戦に身を投じることになったのです。
- ベンチャーキャピタリストへの憧れと起業への挑戦
記者の道を歩み始めた私でしたが、次第にベンチャーキャピタリストの存在に惹かれるようになりました。中でも、孫正義氏への憧れは人一倍強かったと言えるでしょう。出版社やカンファレンス会社を経営されている姿に、強烈なカリスマ性を感じずにはいられませんでした。
スタートアップ界隈に足を踏み入れるようになると、自分もいつかは投資家として活躍したいという想いが日増しに強くなっていきました。しかし、いきなり投資の世界に飛び込むのは難しい。まずは経営者としての経験を積む必要があると考え、起業の道を選んだのです。
- 12社の役員経験から得た教訓
かくして私は、ITの力で社会課題を解決し、メディアの可能性を追求する起業家としての一歩を踏み出しました。次々と会社を立ち上げ、気づけばトータルで12社もの役員を務めるまでになっていたのです。
その過程で得た教訓は数知れません。中でも印象深いのは、「フォーカスの大切さ」です。事業を成功に導くには、提供する価値を明確にし、ターゲットを絞り込むことが不可欠だと学びました。
また、ドメインや市場を見極める目の重要性も痛感しました。世の中のニーズをしっかりと捉え、自社の強みを活かせる領域を選ぶ。その積み重ねが、事業を大きく育てていくのだと実感したのです。
さらに、巻き込みの渦を作ることやB2Bカンファレンス、コミュニティ構築のノウハウも身につけてきました。志を同じくする仲間との強い信頼関係が、イノベーションを生み出す原動力になると信じています。
人材事業、マーケティング、PR、IoTなど、様々な分野に挑戦してきた私ですが、今は改めて集中し、自分の事業を大きくすることに情熱を注ぎたいと考えています。
- メディアインキュベートの設立と事業創造への情熱
2016年3月30日、私は生まれて1万日目という記念すべき日に、株式会社メディアインキュベートを設立しました。メディアへの熱い想いと、スタートアップ界隈で得た知見を融合させ、ベンチャーキャピタリストとプライベートエクイティの両方を目指す、という大きな野望を胸に起業したのです。
各社の新規事業開発を支援し、業界の垣根を越えたコミュニティ形成にも注力してきました。「Media Innovation」の創刊など、従来型のメディアに風穴を開ける挑戦も続けています。事業創造への情熱は、今も変わらずに私の心に宿り続けているのです。
- 株式会社シオンとの出会いと新たな可能性
メディアインキュベートを設立し、数多くの会社に関わる中で、私は事業家としての未熟さを痛感するようになりました。そんな時に出会ったのが、株式会社シオンでした。
シオンは成長企業支援を基軸とする会社です。PR、採用、マーケティング、システム開発など、あらゆる側面から企業の成長をサポートしています。私はシオンとの出会いに運命的なものを感じ、ジョインを決意したのです。
メディアインキュベートで培った知見を活かし、シオンの力を借りながら、スタートアップ支援にも注力していきたいと考えています。メディア知見とシオンの総合力を掛け合わせることで、これまでにない価値提供ができるはずです。
- 志高き起業家たちとの出会いと刺激
「CHALLENGER」というメディアを立ち上げたのも、志高き起業家たちとの出会いがきっかけでした。私自身、彼らと同じ想いを抱く一人ですが、周りの先輩や友人の姿を見ていて、「孤独と後悔を減らしたい」という思いを新たにしたのです。
挑戦の道のりは険しく、時に孤独を感じることもあるでしょう。しかし、志を同じくする仲間がいれば、乗り越えられない壁はない。そう信じて疑いません。CHALLENGERを通じて、起業家たちの熱い想いを共有し、ともに前へ進んでいきたいと思っています。
※ 「CHALLENGER/産業創造の挑戦者たち」は株式会社シオンの子会社の株式会社メディアインキュベートによって運営されています。#PR
- 目指す未来像
私が目指すのは、誰もが心残りなく、後悔の少ない人生を送れる世界です。ほんの些細な出会いや気づきが、誰かの人生を好転させるきっかけになるかもしれません。
そのためにも、仲間とともに新たな未来を切り拓いていく。一人ひとりの「志」を結集させ、大きな変革を生み出していく。それが私の使命だと感じています。
- 結び – 心残りが少しでも減る世界へ
私にできることは、微力かもしれません。それでも、一人でも多くの人の心残りや後悔が減る世界を実現するために、全身全霊で挑戦し続けます。
悲しいすれ違いが減り、互いを思いやり、理解し合える社会。その実現に向けて、今日も一歩ずつ前へ。志高き仲間とともに、夢と希望に満ちた未来を切り拓いていく所存です。
メディア支援の実績、役員としての経験、M&Aを通じて得た知見。そのすべてを糧に、起業家や役員の皆様の良き伴走者となれるよう、邁進してまいります。キャリア支援、M&A支援を通じて、皆様の大いなる飛躍に貢献できれば、これ以上の幸せはありません。
私はただの一介の若者に過ぎません。しかし、かけがえのない仲間と出会い、多くの方々に支えられ、ここまで歩んでこられました。この恩を忘れることなく、皆様の人生に寄り添い続ける。それが、起業家としての私の生き方なのです。
夢と希望に満ちた世界を、共に実現していきましょう。皆様の変わらぬご支援を、心よりお願い申し上げます。
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