ロケットスターは2023年2月13日に設立され、サーチファンドおよびM&A仲介を事業の柱としています。サーチファンドを通じて起業家増加、事業承継、従業員所得増加という3つの社会課題解決を目指す中で、経営者候補の発掘をより強化するために、エグゼクティブ テーラーを新設しました。
日本の中小企業では、2025年までに70歳超の経営者が245万人に達すると予測され、そのうち約半数の127万人が後継者不在という深刻な事態に直面しています。今後10年間で約60万社が黒字廃業の危機に瀕していると言われています(中小企業庁調べ)。
エグゼクティブ テーラーでは、新しい起業スタイルの提案や経営者向けイベントの開催などを通じ、志高い経営者候補の発掘に注力。発掘した人材を、ロケットスターの投資案件におけるトップマネジメントとして送り込むことで、サーチファンド事業の加速度的な拡大を推進します。また経営コンサルティングサービスの提供を通じ、中小企業の企業価値向上にも貢献していきます。
エグゼクティブ テーラーの代表取締役CEOを務める澤田修洋氏は、大手人材サービス会社での活躍を皮切りに、組織・人事コンサルティング会社、IT企業、経営コンサルティング会社などを歴任してきた人材のプロフェッショナルです。ボクシングとヨットを嗜み、映画鑑賞とお酒、スーツを愛する澤田氏は、経営学修士(MBA)、国家資格キャリアコンサルタント、DiSC認定資格など多彩な顔を持ちます。
社名の「エグゼクティブ テーラー」には、一人一人の志やキャリア、ビジョンに合わせた”オンリーワンの経営道”を共に創り上げ、心身ともに充実した経営者を送り出すことで、組織に活力を吹き込み急成長を促進し、社会全体に幸福の連鎖を引き起こしたい、という熱い想いが込められています。
1973年生まれのロケットスター社長 荻原猛氏は、インターネット広告大手のオプトに入社後、執行役員に就任。2009年にソウルドアウト株式会社を創業し、マザーズ上場と東証一部市場変更を経て会長に。博報堂DYホールディングスによる完全子会社化後、2023年4月よりロケットスターの社長に就任しました。
CHALLENGER編集部の見解
深刻化する中小企業の事業承継問題に対し、ロケットスターとエグゼクティブ テーラーによる新たな処方箋が示されました。意欲と能力を兼ね備えた経営者候補と、成長余力を秘めた中小企業とを結び付け、イノベーションの種火を灯すことで、日本経済全体の活性化にもつながる可能性を感じます。
ロケットスターとエグゼクティブ テーラーが描く”志”と”幸福”を軸とした型破りな挑戦に大いに注目が集まります。今後の展開から目が離せません。
【ロケットスター/エグゼクティブ テーラー 会社概要】
<ロケットスター>
社名:株式会社ロケットスター
所在地:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18F
代表取締役社長CEO:荻原 猛
設立: 2023年2月13日
事業内容: サーチファンド事業、M&A仲介事業
HP: https://rocketstar.co.jp/
<エグゼクティブ テーラー>
社名:株式会社エグゼクティブ テーラー
所在地:東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18F
代表取締役CEO:澤田 修洋
設立:2024年2月16日
事業内容:経営層・CxOなどに特化したサーチファーム、経営コンサルティング
HP: https://executive-tailor.jp/
コメントを残す