スタートアップの成長において、イノベーションを生み出す人材と組織開発は欠かせません。そのカギを握るのが、フラットでオープンな組織風土の醸成です。しかし、理想の組織文化を築き上げるのは容易ではありません。チャレンジ精神を持ち、試行錯誤を重ねる挑戦者たちの努力があってこそ実現するのです。
一般社団法人スタートアップエコシステム協会では、「Startup Culture Lab.」プロジェクトを立ち上げ、より良いスタートアップカルチャーについて議論を重ねてきました。3月12日に開催される第11回目のセッションでは、「フラットでオープンな組織風土のつくり方」をテーマに、この分野の第一人者である4名の登壇者が集結します。それぞれの知見と経験を余すことなく共有し、参加者を魅了するに違いありません。
登壇するのは、株式会社YOUTRUST 代表取締役CEOの岩崎由夏氏、BoostCapital株式会社 代表取締役の小澤隆生氏、Startup Culture Lab.所長の唐澤俊輔氏、株式会社グッドパッチ 代表取締役社長兼CEOの土屋尚史氏の4名。いずれも、フラットでオープンな組織づくりに情熱を注ぐ先駆者として知られる面々です。
セッションでは、経営者が描く理想の組織像や、スタートアップに求められるフラットでオープンな組織の本質、そしてそれをどのように作り上げていくのかといった点について、深く議論がなされるでしょう。登壇者たちの共通項は、現状に満足せず、より良い組織と社会の実現に向けて果敢に挑戦し続ける姿勢です。自らが理想とするビジョンを胸に、仲間とともに困難な道のりを歩んできた経験を語っていただけるはずです。
参加者は、組織開発の最前線で活躍する登壇者たちの生の声に触れ、自社の組織改革のヒントを得ることができるでしょう。スタートアップの挑戦者たちと、その想いに共感し支援する応援者たち。両者が手を携え、理想の組織像の実現を目指す。そうした熱意と実行力こそが、日本のスタートアップエコシステムを盛り上げ、新たなイノベーションを生み出していくのです。
今回のセッションは、スタートアップカルチャーについて1年間にわたり議論を重ねてきたStartup Culture Lab.の総集編となる記念すべき回でもあります。スタートアップの組織開発に関する多面的な議論を通じて、業界の発展に貢献してきた同プロジェクト。今後もこの挑戦が続いていくことが期待されます。
フラットでオープンな組織風土づくりは、スタートアップの永遠のテーマと言えるかもしれません。しかし、困難な挑戦であるからこそ、情熱を傾ける価値があるのです。産業創造の未来を切り拓く挑戦者たちの益々の活躍に期待が高まるセッションになることでしょう。ぜひ多くの方々に参加いただき、スタートアップのカルチャー醸成について共に学び、議論を深めていただきたいと思います。