立命館大学大阪いばらきキャンパス（OIC）にて、学校法人立命館主催、Venture Café Tokyo運営による「OIC CONNÉCT」が開催されます。これは、起業家や研究者、学生など多様な人々が交流し、学び合う機会を提供することで、関西を中心としたイノベーション・コミュニティの創出を目指す、誰もが無料で参加可能なイノベーション促進プログラムです。
OICでは、これまでも「地域に開かれたキャンパス」という特徴を培ってきましたが、「OIC CONNÉCT」では、その特徴をさらに進化させ、大学の枠を超えた「ヒト・コト・モノがより触発しあうキャンパス」を目指しています。毎月開催されるこのプログラムでは、多様なイノベーター達による講演やイノベーションを加速させるワークショップ等を通じて、参加者は学びを得ながら、そこで得た共体験を梃子にネットワークを拡げることができます。
特に注目すべきは、立命館大学建築学科卒業後、数々の企業で経営者としての手腕を発揮してきた柳父豊氏の登壇です。現在はプラントベースアイスクリーム「yumrich」を手掛ける株式会社YUMRICHの代表取締役社長を務める柳父氏。照明会社、不動産会社、家事代行ベンチャー、家具インテリア会社、美容室チェーンなど、多岐にわたる業界で経営に携わってきた経験を持ちます。
柳父氏は、自身の立命館大学でのキャリアをスタートに、副業で起業するなど、常に新しいチャレンジを続けてきました。そして今、プラントベースアイスという新たな領域に挑戦しています。SDGsへの関心が高まる中、食の分野でのイノベーションは重要なテーマと言えるでしょう。柳父氏の取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた一つの道標となるはずです。
「OIC CONNÉCT」では、このように第一線で活躍するイノベーターたちから直接話を聞くことができます。柳父氏のセッションでは、これまでの多様な経験から得た学びや、プラントベースアイスへの想い、そして立命館大学で学んだことの意義など、示唆に富む話が聞けるのではないでしょうか。
加えて、「若者よ、アトツギになれ！」と題したセッションや、「女性起業家という生き方」のセッション、海外のスタートアップエコシステムを知るセッションなど、多岐にわたる学びの機会が用意されています。会場では、Office Hoursと称した無料のメンタリングの場も設けられ、あらゆる挑戦を応援してもらえます。
こうした多様な学びと交流の場を通じて、「OIC CONNÉCT」は新たなイノベーションと産業創造の芽を育んでいきます。特に、柳父豊氏のような立命館大学出身の起業家の活躍は、これから起業を目指す学生たちにとって大きな刺激となるでしょう。イノベーションに関心のある方は、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。あなたの新しい一歩を踏み出すきっかけが、ここにあるかもしれません。
イノベーションの種は、多様な人々の交流と学び合いの中から生まれます。「OIC CONNÉCT」は、そうした”化学反応”を生み出す場として、これからも進化を続けていくことでしょう。柳父豊氏をはじめとする産業創造の未来を切り拓く挑戦者たちの活躍に、大いに期待が持てます。
