地元の魅力を全国に!「ローカリティ!」が切り拓く新たなメディアの地平 〜発信地域3倍の急成長を支える編集長・中野宏一氏の情熱と挑戦〜

地域に眠る魅力的な人やモノ、出来事を掘り起こし、その価値を全国に発信する。そんな「住民参加型」「双方向」の新しいスタイルのニュースメディアが、今、大きな注目を集めています。その先駆けとなっているのが、日本各地の地元ニュースを伝えるサイト「ローカリティ!」です。

ローカリティ!は、地元のことを愛する住民自身が地域の魅力を伝える記事を寄稿し、共感する仲間を募るユニークなメディア。3年前には13の都府県の情報を発信する媒体でしたが、いまや43もの都道府県をカバーするまでに急成長を遂げました。まさに全国区の「ローカルメディア」として、その存在感を増しています。

この画期的なメディアを立ち上げ、驚くべきスピードで成長させてきたのが、編集長の中野宏一氏です。東京大学法学部と公共政策大学院を卒業後、朝日新聞社で校閲記者を務めた中野氏は、地域ニュースの可能性に開眼。インターネットとソーシャルメディアの力を活用すれば、もっと多くの人々に地域の価値を伝えられるはずだと考えました。

その思いを胸に、中野氏は2015年、仙台に拠点を移し「イーストタイムズ」を創業。「ローカリティ!」の運営を開始します。各地で情報発信講座を開き、地域の魅力を伝えるライターを一から育成。徐々に活動エリアと発信量を拡大していったのです。

そんな中野氏が登壇する、ローカリティ!の取り組みや地域メディアの未来を探るオンラインイベントが、2024年3月27日に開催されます。「発信地域が3年で3倍に!全国横断型『ローカルメディア』急成長と人材育成の秘訣は?」と題したこのイベントでは、中野氏自らがメディア運営の工夫やビジネスモデルを語ります。ご興味のある方は、ぜひ以下のリンクからご参加ください。

発信地域が3年で3倍に!全国横断型「ローカルメディア」急成長と人材育成の秘訣は? https://amk240327.peatix.com/view

中野氏曰く、ローカリティ!の成功の鍵は「共感」だといいます。地元への愛着と誇りを原動力に、等身大の言葉で地域の宝物を紹介する。そうした記事は多くの共感を呼び、地元内外の人々をつなぐ回路になる。地域ブランディングにも寄与するのです。

実際、ローカリティ!の記事は、地元の逸品を知るきっかけとなり、地域企業とファンをマッチングするプラットフォームにもなっています。中野氏はこうしたメディアの効果を「共感型BMP」と呼び、地方創生の新たな手法として展開中。各地の自治体とも連携を深めています。

10年後、20年後の日本の地域のあり方を見据え、新たなメディアの形とビジネスを模索し続ける中野氏。3月27日の「あしたメディア研究会」ではお話を聞けるチャンスです。