エンジェル投資で新たなイノベーションを生み出す「エンジェル・カンファレンス2024」が開催され、スタートアップ支援の未来を切り拓く

2024年3月15日、東京・渋谷のSHIBUYA QWSにて、「エンジェル・カンファレンス2024」が開催されました。本カンファレンスは、創業期のスタートアップに資金や知見を提供し、新たなイノベーションを生み出すことを目指すエンジェル投資家たちの活動を支援するイベントです。

国内のスタートアップ支援環境の発展には、エンジェル投資家の存在が欠かせません。しかし、エンジェル投資家としての活動には、投資のノウハウや経験が必要不可欠です。そこで、本カンファレンスでは、著名なエンジェル投資家の方々を招き、その知見を共有することで、エンジェル投資家同士の連携を深め、国内のスタートアップ支援環境の質と量の充実を図ることを目的としています。

今回で3回目の開催となる本カンファレンスでは、日米のエンジェル投資の最前線を知るセッションや、これからエンジェル投資を始める方に向けたセッションなど、様々な視点からエンジェル投資について学ぶことができました。

セッション1では、連続起業家でエンジェル投資家のDavid S. Rose氏と、株式会社スマートラウンド代表取締役社長でエンジェル投資家の砂川大氏による「日米エンジェル投資の最前線」が行われました。日本とアメリカという二つの国のエンジェル投資の現状と未来について、第一線で活躍するお二人の貴重な見解が披露されました。

セッション2では、「エンジェル投資の始め方」をテーマに、篠原豊氏、丸山洋一郎氏、山本敏行氏、上原仁氏といった経験豊富なエンジェル投資家の方々が登壇しました。これからエンジェル投資を始めたいと考えている方々にとって、実践的なアドバイスが得られる貴重な機会となりました。

セッション3では、「著名エンジェル投資家のベスト・プラクティス」と題し、有安伸宏氏、成田修造氏、橋田一秀氏といった著名エンジェル投資家の方々が登壇しました。各氏の投資哲学や投資先の選定基準、投資後の支援方法など、これまでの経験から得られた知見が惜しげもなく共有され、会場は熱気に包まれていました。

カンファレンス終了後には、参加者同士の交流を深めるネットワーキングの時間も設けられ、スタートアップ支援に対する熱い思いを持つ方々による活発な情報交換が行われていました。

エンジェル投資家は、単なる資金提供者ではありません。スタートアップの成長を支援し、新たなイノベーションを生み出すための重要な役割を担っています。今回のカンファレンスを通じて、エンジェル投資家の方々の熱意と使命感を強く感じることができました。

今後も、このようなカンファレンスを通じて、エンジェル投資家同士の連携が深まり、国内のスタートアップ支援環境がより一層充実していくことを期待したいと思います。新たなイノベーションを生み出し、産業創造の未来を切り拓く挑戦者たちの活躍に注目が集まります。

次回の「エンジェル・カンファレンス」の開催にも大きな期待が寄せられています。スタートアップ支援に携わる全ての方々にとって、有意義なイベントとなることを心より祈念しております。