はじめに:デジタル時代の経営者が直面する課題
デジタル変革が加速する現代のビジネス環境において、企業のトップリーダーたちは複雑かつ多様な課題に直面しています。技術革新のスピードは加速の一途を辿り、消費者行動は目まぐるしく変化し、さらには地球規模の課題に対する企業の責任も増大しています。このような状況下で、CEOやCXOには従来の枠組みを超えた柔軟な思考と迅速な意思決定が求められています。
特に、以下のような課題が顕在化しています。
- デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進と従来型ビジネスモデルの再構築
- ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みと持続可能な成長戦略の立案
- 多様化する働き方に対応した人材戦略の再構築
- 急速な環境変化に対応できる組織文化の醸成
- 新たな顧客接点の創出とブランド価値の向上
- データ駆動型経営の実現とAI・IoTの効果的活用
- グローバル競争下での差別化戦略の構築
- サイバーセキュリティリスクへの対応
- 事業承継や M&A を通じた企業価値の最大化
- 従業員のウェルビーイング向上と生産性の両立
これらの課題に対して、メディアは強力なツールとなり得ます。適切に活用することで、ステークホルダーとのコミュニケーション強化、ブランド価値の向上、新規事業の創出、組織文化の変革など、多様な経営課題の解決につながる可能性を秘めています。
「メディアの未来研究会」の発足
この状況に応えるべく、株式会社メディアインキュベートは2024年3月12日、CEO/CXOを主な対象とした「メディアの未来研究会」を発足しました。本研究会は、メディアとの共創を通じて具体的なビジネス価値を創出し、デジタル時代における経営課題の解決とイノベーションの促進を目指します。
メディアインキュベートの実績
メディアインキュベートは、以下のような多岐にわたる実績を有しています。
- 60以上のメディア支援実績
- 500万PVから6000万PVへと成長させた大規模メディア運営の経験
- 月間2000万円の売上を達成するセグメントメディアの複数構築
- 雑誌や広告代理店のM&A実績、事業計画策定からPMIの実現まで一貫したサポート
- 4000名規模のオンラインカンファレンス開催
- 70回以上のメディア勉強会の実施(延べ3000名以上が参加)
- 30回以上のクローズド経営者勉強会の開催(100名以上のPEファンド、プロ経営者、VC・CVC、CEO・CMO・CHRO・CTOなどが参加)
- 大規模コミュニティ運営経験(東京都中央区のママコミュニティ300名以上、起業家志望者ネットワーク600名以上)
- 「Media Innovation」の立ち上げと運営(会員2万名突破)
- KODANSHAtech合同会社でのRelational Director経験を通じたDX推進ノウハウの蓄積
これらの豊富な経験と実績を基に、「メディアの未来研究会」では以下のような充実した活動を展開します。
「メディアの未来研究会」の活動内容
1. 分科会活動
本研究会では、現代の経営者が直面する重要課題に焦点を当てた4つの分科会を設置しています。各分科会では、メディアインキュベートの実績を活かした具体的な取り組みを行います。
a) ESGメディア共創分科会
この分科会では、メディアを活用したESG戦略の立案と実践をサポートします。
具体的な取り組み例:
- ステークホルダー別のESG情報発信戦略の策定
- ESG活動を可視化するデジタルプラットフォームの設計
- インパクト測定とレポーティングのためのメディアツール開発
- ESGストーリーテリングワークショップの開催
- 業界別ESGベンチマーク分析とベストプラクティス共有
期待される成果:
- ESG評価の向上
- 投資家とのより効果的なコミュニケーションの実現
- サステナビリティレポートの質的向上
- ESG関連の新規事業創出
- 従業員のESG意識向上とエンゲージメント強化
活用する実績:
6000万PV規模のメディア運営ノウハウを活かしたコンテンツ戦略立案により、効果的なESG情報発信を実現します。
b) メディア人材戦略分科会
ここでは、メディアと連携した革新的な採用・人材育成戦略の構築をサポートします。
具体的な取り組み例:
- 企業ブランディングと連動した採用メディアの企画・運営
- 社内人材のスキル可視化と育成のためのデジタルプラットフォーム構築
- 業界を超えたタレントマッチングシステムの開発
- 従業員発信型のソーシャルメディア活用戦略の立案
- AIを活用したパーソナライズド学習プログラムの設計
期待される成果:
- 採用コストの削減
- 従業員エンゲージメントの向上
- 人材流動性の促進
- 社内コミュニケーションの活性化
- 次世代リーダーの早期発掘と育成
活用する実績:600名以上の起業家志望者ネットワークを活用した人材プール形成のノウハウを提供し、質の高い人材の獲得と育成を支援します。
c) メディア活用事業承継分科会
この分科会では、メディアを軸とした事業承継・M&A戦略の検討と実施をサポートします。
具体的な取り組み例:
- 事業承継ストーリーを効果的に伝えるメディア戦略の立案
- M&A情報のデジタルプラットフォーム構築と運営
- 後継者育成のためのメディア活用型教育プログラムの開発
- 後継者に引き継げるアーカイブ企画と構築支援
- クロスボーダーM&Aにおけるカルチャーギャップ解消のためのメディア活用戦略
期待される成果:
- 円滑な事業承継の実現
- M&A機会の拡大
- 企業価値の向上
- 企業文化・理念の次世代への効果的な継承
- ステークホルダーの理解促進とスムーズな移行
活用する実績:雑誌や広告代理店のM&A経験を活かした実践的アドバイスを提供し、戦略的な事業承継とM&Aの実現をサポートします。
d) メディア×ウェルビーイング分科会
ここでは、メディアを通じた従業員の健康増進と生産性向上策を探求します。
具体的な取り組み例:
- 従業員参加型のウェルビーイングメディア構築
- AI/IoTを活用した個別化されたヘルスケア情報配信システムの開発
- メンタルヘルスケアとキャリア支援を統合したデジタルプラットフォームの設計
- バーチャル・リトリートプログラムの企画と実施
- ガミフィケーションを活用した健康促進アプリの開発
期待される成果:
- 従業員の健康増進
- 生産性の向上
- 離職率の低下
- 職場環境の改善
- ワークライフバランスの最適化
活用する実績:東京都中央区のママコミュニティ運営経験を活かしたワークライフバランス施策の提案を行い、多様な働き方に対応したウェルビーイング戦略を支援します。
2. 特別サポートプログラム
分科会活動に加えて、以下の特別サポートプログラムを用意しています。これらのプログラムは、参加企業の個別ニーズに応じてカスタマイズすることが可能です。
a) メディア戦略立案・実行支援
各企業の課題に応じたカスタマイズメディア戦略を策定します。
提供サービス:
- 競合分析とメディア市場調査
- ターゲット設定とコンテンツ戦略の立案
- KPI設定とROI分析
- メディア運営体制の構築支援
- クロスメディア戦略の策定
- コンテンツマーケティングプランの作成
期待される成果:
- 費用対効果の高いメディア戦略の実現
- 新規顧客獲得
- ブランド価値向上
- 顧客エンゲージメントの向上
- 市場での競争優位性の確立
b) デジタルトランスフォーメーション(DX)推進サポート
メディア技術を活用した業務プロセスの最適化を支援します。
提供サービス:
- 社内コミュニケーションツールの設計と導入
- 顧客データ統合・分析プラットフォームの構築
- AIを活用したコンテンツ最適化システムの開発
- デジタルカスタマージャーニーの設計
- レガシーシステムのモダナイゼーション計画立案
期待される成果:
- 業務効率の向上
- データドリブン経営の実現
- 顧客満足度の向上
- イノベーション創出スピードの加速
- デジタル競争力の強化
c) イノベーション創出プログラム
オープンイノベーションを促進するメディアプラットフォームを提供します。
提供サービス:
- 異業種交流型オンラインイベントの企画・運営
- スタートアップとの協業機会を創出するマッチングシステムの開発
- 社内ベンチャー育成のためのメディア活用型インキュベーションプログラムの提供
- アイデアソン・ハッカソンの企画と運営
- オープンイノベーションプラットフォームの構築と運用支援
期待される成果:
- 新規事業の創出
- 外部リソースの効果的活用
- イノベーション文化の醸成
- 技術シーズと事業ニーズのマッチング
- 産学連携の促進
d) 経営者ネットワーキング
CEO/CXO同士の交流と知見共有の場を提供します。
提供サービス:
- テーマ別ラウンドテーブルディスカッションの開催
- 経営課題解決のためのピアコンサルティングセッション
- 業界を超えた共同プロジェクトの立案・推進
- エグゼクティブリトリートの企画と実施
- メンターシッププログラムの運営
期待される成果:
- 業界の垣根を越えた人脈形成
- 多様な視点からの経営課題へのアプローチ
- ベストプラクティスの共有と学習
- 経営者としての個人的成長
- 新たなビジネス機会の創出
e) エグゼクティブメディアトレーニング
経営者のメディア対応力強化プログラムを提供します。
提供サービス:
- クライシスコミュニケーション演習
- ソーシャルメディア活用戦略
- オンライン登壇・プレゼンテーションスキル向上
- メディアインタビュー対応トレーニング
- 経営者ブランディング戦略の立案
期待される成果:
- 企業ブランド価値の向上
- レピュテーションリスクの低減
- 経営者の発信力強化
- メディアリレーションの改善
- 危機管理能力の向上
f) 未来洞察レポート
メディア業界の最新トレンドと他産業への影響分析を提供します。
提供サービス:
- テクノロジーがメディアにもたらす変革の予測
- 消費者行動の変化とメディア戦略への影響分析
- グローバルメディア企業の戦略分析と日本企業への示唆
- 業界別メディアトレンド予測レポート
- 新興テクノロジーのメディア業界への応用可能性調査
期待される成果:
- 中長期的な経営戦略立案のための洞察提供
- 競争優位性の確保
- 潜在的な脅威や機会の早期発見
- イノベーションの方向性の明確化
- 経営判断の質の向上
参加費用と特典
「メディアの未来研究会」への参加をより多くの企業にご検討いただけるよう、以下のような柔軟な費用体系を設定しています。
1. 基本会費
- 入会金:165,000円(税込)入会時に一度だけお支払いいただきます。
- 専用のオンラインプラットフォームへのアクセス権が含まれます。
- 過去の研究会資料のデータベース利用権も付与されます。
- 月額会費:33,000円(税込)毎月自動引き落としでのお支払いとなります。
- 年間一括払いの場合、396,000円(税込)となり、1ヶ月分が無料となる特典があります。
2.割引制度
- グループ割引:同一企業から2名以上でご参加の場合、2人目以降の月額会費が20%オフになります。5名以上でご参加の場合、全員の月額会費が25%オフになる特別割引もご用意しています。
- 早期申込割引:2024年10月末日までにお申し込みの場合、入会金が半額の82,500円(税込)になります。
- 先着10社様限定で、エグゼクティブメディアトレーニング1回を無料で受講いただけます。
- 継続特典:1年間継続してご参加いただいた会員様には、翌年の月額会費を10%割引いたします。3年間継続の場合は15%、5年間継続で20%の割引となり、長期にわたりご参加いただくほどお得になる仕組みとなっています。
3. お試し参加制度
- 初回限定で1回分の例会に無料でご参加いただける「お試し参加」制度をご用意しています。
- お試し参加後、正式入会を決められた場合は、入会金が20%オフになる特典があります。
4. 支払方法
- 月額会費は、銀行口座からの自動引き落とし、またはクレジットカード決済をお選びいただけます。
- 年間一括払いの場合は、銀行振込またはクレジットカード一括払いが可能です。
- オプショナルプログラムは、その都度のお支払いとなりますが、プレミアムメンバーシップに含まれるものについては追加のお支払いは不要です。
5. 特別割引制度
- NPO法人、教育機関、スタートアップ企業(設立3年以内)の方々には、審査の上、会費を30%割引する特別枠を設けています。詳細はお問い合わせください。
参加のメリット
「メディアの未来研究会」に参加することで、以下のようなメリットが得られます。
- 最新のメディア戦略と経営知見の獲得
- 業界の垣根を越えた人脈形成
- 具体的な経営課題の解決策の発見
- イノベーション創出の機会
- 経営者としての個人的成長
- 企業価値向上のための実践的なツールの獲得
- 専門家によるカスタマイズされたサポート
- 他社の成功事例や失敗事例からの学び
- 最新技術トレンドへの理解深化
- 経営判断の質の向上
おわりに
「メディアの未来研究会」は、参加するCEO/CXOの皆様に対し、メディアとの共創による具体的な経営課題の解決と、持続的な企業価値向上のための実践的なサポートを提供します。メディアインキュベートの豊富な実績と幅広いネットワークを最大限に活用し、各企業の特性に合わせたカスタマイズされたソリューションを提供していきます。
デジタル時代における経営のあり方を模索し、新たな価値創造に挑戦する意欲的なCEO/CXOの皆様のご参加を心よりお待ちしております。共に、メディアの力を活用した新たなビジネスの地平を切り開いていきましょう。
お問い合わせ・お申し込み
メディアの未来研究会事務局
Email:masaki.hamasaki@gmail.com
お気軽にお問い合わせください。私たちは、皆様の企業の成長と発展に貢献できることを楽しみにしています。
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