株式会社ピアラ(東証スタンダード市場 7044)は、2024年4月1日付で会社分割(簡易新設分割)により、100%子会社である株式会社サイバースターを設立したことを発表しました。クリエイター等の育成及びマネジメント、イベントの企画及び運営、IPに関する企画、制作、管理を事業内容とする株式会社サイバースターは、2D、2.5D、3Dを包括した全方位のエンターテイメント支援及び自社IPのグローバル展開に乗り出します。
設立発表に合わせて説明された事業ビジョンによると、同社は「世界の人の心を動かし、心を豊かにする」を掲げ、主に個人の消費者であったクリエイターが発信・販売活動に参加する「クリエイターエコノミー」において、テクノロジーとプロスペックの人材によるエンタメビジネスの一気通貫したサポート体制を提供し、新しい価値を創造することで、市場の発展を促進するとのことです。2034年には国内だけで10兆円の市場規模が見込まれるクリエイターエコノミーにおいて、同社の挑戦に大いに注目が集まります。
株式会社サイバースターでは、「サイバースターシステム」と呼ばれる独自システムと、プロスペックの「パーシャル契約」により、クリエイターが求める領域に対して柔軟に支援を行う、新型のエージェントサービスを実現するとのこと。ライブ制作、グッズ制作、ファンクラブ運営など、クリエイターごとに異なるニーズに対し、ITとプロ人材の支援を組み合わせることで、すべてのクリエイターに成長の機会を提供することを目指しています。
親会社の株式会社ピアラのECやマーケティングのノウハウを結集し、ワンストップでクリエイターの活動をサポートする点も見逃せません。中国、ベトナム、タイの海外ネットワークを活用したグローバル展開支援も予定されており、日本発のエンタメコンテンツを世界に発信する基盤として、その将来性に大きな期待が寄せられています。
今回の会社設立について、代表取締役社長に就任した飛鳥貴雄氏の手腕とリーダーシップの下、株式会社サイバースターがエンタメ産業の革新者として、新たな時代を切り拓いていくことでしょう。私たちは心から、その挑戦を応援しております。