株式会社FUKUDA – 次の100年を見据えた環境と価値創造への挑戦

京都に本社を置く株式会社FUKUDAは、エンジンオイルの卸売販売を核に、環境に配慮した独自のサービスと先進的な取り組みで、地域社会に貢献してきた企業です。50年以上の歴史を持つFUKUDAが、次の50年、100年先を見据えて、どのように新しい価値を創造し、ステークホルダーや未来世代に対する社会的責任を果たしていくのか。

FUKUDAの代表取締役社長である福田喜之氏は、政府が打ち出した2030年代半ばまでに新車販売をすべて電動化するという目標により、エンジンオイルの消費量が現在の半分になるという厳しい予測がなされている状況下でも、決して悲観することなく、むしろ会社がさらに成長する好機だと捉えています。その強い信念のもと、エンジンオイルへの情熱を傾け、より便利で環境にやさしい販売方法を追求しつつ、独自技術を活用した未来の新ビジネス(液体配送プラットフォーム)への転換準備も着々と進めているとのことです。

FUKUDAの特筆すべき取り組みの一つが、IBCローリーサービスです。顧客の店舗に専用タンクを無償で設置し、必要な量だけオイルを販売するこのサービスにより、年間約2,680本ものドラム缶の削減と、一般家庭50世帯分に相当する101,840kgのCO2排出量削減を実現。環境配慮型サービスとしてエコマーク認定も取得しています。

さらに、環境マネジメントシステムの認証取得や、京都市の「排出削減プロジェクト(中小事業者)」で第一号登録を受けるなど、自社の環境改善にも積極的です。社内の環境意識の高さがうかがえます。

創業から50年以上が経過したFUKUDAが、環境と新しい価値の創造という難題に真正面から向き合い、未来に向けてさらなる変化と進化を遂げようとしている姿勢に、産業創造メディア編集部としても勇気づけられる思いです。

企業スローガンである「Plus One More」の精神のもと、昨日より今日、今日より明日と、お客様や地域、社会への貢献を真摯に追求し続けるFUKUDA。同社の新たなチャレンジが、持続可能な社会の実現と産業の発展に果たす役割に大いに期待が持てます。次の時代を切り拓く同社の取り組みから目が離せません。


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