日本経済の活性化に、在留外国人の力が欠かせない時代が到来しています。深刻化する人手不足の解消、グローバル化の加速。その先頭に立つのが、在留外国人と日本企業をつなぐプラットフォーム「Guidable」です。
Guidableは2024年2月、総額3億3300万円もの資金調達を実施しました。日本ベンチャーキャピタルや横浜キャピタル、CARTA VENTURESなど、多くの企業や個人投資家から支援を受け、累積調達額は6.1億円に。一体、Guidableは何を目指すのでしょうか。
「日本経済を、もっと多国籍に。」Guidableが掲げるミッションからは、その熱い想いが伝わってきます。2016年の創業以来、214の国と地域から約20万人もの在留外国人登録者を集め、3100社を超える企業に質の高い人材を送り出してきました。「人事・採用担当者が選ぶ外国人採用サービスNo.1」の呼び声高いGuidable。しかし、その野心は留まることを知りません。
今回の資金調達で、Guidableは新たな一手を打ちます。一つは、外国人労働者の受け入れが広がる「特定技能」の領域へ、本格参入すること。もう一つは、採用業務の効率化を支えるAI technology「Guidable AI」の強化です。
「特定技能」とは、深刻な人手不足に悩む産業に向けた、外国人材受け入れの在留資格。Guidableでは2024年春、この分野の外国人と企業をマッチングする「Guidable Jobs for 特定技能」をリリースします。国内にいる外国人だけでなく、母国から直接採用する道が拓けるのです。
一方のAIは、属人的になりがちな採用業務を自動化・効率化。求人票作成の時間は最大で月300時間も短縮されたと言います。生成AIをはじめとする最新テクノロジーを「Guidable AI」に組み込み、日本企業の採用活動を力強くサポートします。
でも、Guidableの真骨頂は「人」へのこだわり。共同創業者で代表取締役の田邉政喜氏は言います。 「採用は人と人との出会い。私たちの強みは、単に企業と在留外国人をマッチングするだけでなく、『Guidable Assist』をはじめとした手厚い定着支援にあります。文化背景の違いを乗り越え、外国人社員の活躍を支えていく。『人が、人と働く』その温もりを、テクノロジーの力と融合させながら大切にしていきたい。」
在留外国人の力を、日本の力に変えていく。Guidableの描く多国籍な日本経済の未来は、ここから始まります。外国人材の活用を真剣に考える企業にとって、Guidableは欠かせないパートナーになるはずです。日本に住むすべての人にとって、活気と多様性にあふれる社会を作るために。Guidableの挑戦に、今後も注目が集まります。