傘シェアリングサービス「アイカサ」とのコラボで、新しい価値を生み出す東急不動産ホールディングス ~使い捨て傘の削減と資産価値向上を目指し、「傘のいらない街渋谷プロジェクト」を始動~

東急不動産ホールディングス株式会社が出資しているCVCファンドTSVF1投資事業有限責任組合は、日本初の本格的な傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開する株式会社Nature Innovation Groupに出資いたしました。この連携により、両社が持つ強みを活かし、環境負荷の低減と顧客満足度の向上を同時に実現する、新しい価値創造に挑戦します。

東急不動産ホールディングスは、環境経営を全社方針として掲げ、「脱炭素社会」「循環型社会」「生物多様性」の重点課題に積極的に取り組んでおります。一方、アイカサ社は「雨の日を快適にハッピーに」をミッションとし、使い捨て傘の削減による環境貢献と、丈夫でリペアブルな傘のシェアリングによる循環型社会の実現を目指しています。

今回の連携の第一弾として、「傘のいらない街渋谷プロジェクト」が始動します。東急不動産ホールディングスが所有する渋谷エリアのオフィスビルや商業施設に、アイカサの無人レンタル機を設置し、オリジナルデザインの傘を1,000本用意します。この取り組みを通じて、渋谷の街を訪れる人々は、雨の日でも手ぶらで快適に移動することができるようになります。

さらに、このオリジナル傘の取手には、オフィスビルの入居企業から回収した使用済みクリアファイルを再利用するという、サステナブルな工夫も凝らされています。リサイクル素材の使用率は100%に達しており、環境に優しい取り組みとなっています。

東急不動産ホールディングスとアイカサ社の挑戦は、単なる利便性の向上にとどまりません。使い捨て傘の削減によるCO2排出量の抑制や、「雨の日も楽しく遊べる渋谷」の実現による地域の活性化など、社会的価値の創造を目指しています。また、オフィスビルや商業施設を利用する人々の満足度を高めることで、所有アセットの資産価値向上にも寄与すると期待されます。

今回の出資と連携は、東急不動産ホールディングスとアイカサ社という、異なる業界の挑戦者たちが手を携え、新しい産業の可能性を切り拓く取り組みと言えるでしょう。環境問題への対応と顧客体験の革新を同時に実現する、意欲的な挑戦に大いに注目が集まります。私たちCHALLENGERは、彼らの先進的な取り組みを心より応援しております。