新時代の価値創造を見据えて、産業の垣根を越える実践者が集う場「Industry-Up Day Spring 2024」

2024年3月28日、東京都のイノベーション拠点「Tokyo Innovation Base (TIB)」にて、国内最大級の新産業共創のための交流イベント「Industry-Up Day Spring 2024」が開催されます。このイベントは、100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」であるSUNDRED株式会社が主催し、業界や組織の垣根を越えて、社会起点で新しい価値創造に挑む実践者たちが一堂に会する場となっています。

Industry-Up Day Spring 2024では、「Nature/Regeneration」「Healthcare/Well-being」「Smart-city/Infrastructure」の3つの重点テーマを軸に、全19セッション32名の登壇者による多彩なプログラムが用意されています。早稲田大学教授の入山章栄氏やForbes Japan 谷本有香氏によるキーノートセッションでは、次世代の価値創造の仕組みについて示唆に富む議論が交わされるでしょう。また、各テーマごとに設けられた新産業セッションでは、その分野の最前線で活躍する実践者たちが登壇し、新産業創出の取り組みについて深掘りします。

さらに、このイベントでは新産業のトリガーとなり得るビジネスアイデアを表彰する「Industry-Up Business Contest (IUBC)」も同時開催。セミファイナルでは各テーマ5社ずつ、計15社のセミファイナリストによるピッチが行われ、選ばれた9社のファイナリストがメインステージでのファイナルピッチに臨みます。斬新なアイデアと熱意あふれるピッチに刺激を受けること間違いなしです。

加えて、インタープレナー(社内起業家)たちによるピッチやパネルセッションも見逃せません。さまざまな業界から集まったインタープレナーたちが、組織の壁を越えて新しい価値創造を進める上での課題や展望について議論を交わします。彼らの実践知に触れることで、自身の挑戦へのヒントが得られるはずです。

Industry-Up Day Spring 2024の大きな特徴は、SDGs(持続可能な開発目標)に即した産業創造を志向している点にあります。環境・社会・経済に配慮した持続可能なビジネスの在り方を模索し、それを産業の形にしていく。そんな高い志を持った挑戦者たちの熱量が、会場を熱気で包み込むことでしょう。

会場では、セッションだけでなく展示エリアも設けられ、Industry-Up Business Contestに参加した企業の出展を予定しています。普段はなかなか出会うことのできない先端テクノロジーやユニークなソリューションに直接触れられる貴重な機会となりそうです。

Industry-Up Day Spring 2024は、SUNDRED株式会社の「Industry-Up as a Service」というエコシステムビルディングサービスの集大成とも言えるイベントです。同社は「新産業共創スタジオ」の運営を通じて、社会起点の目的を多様なステークホルダーとの対話から共創し、新産業のエコシステム構築を進めてきました。今回のイベントには、そうした活動で培ってきた知見やネットワークが凝縮されています。

新産業共創の主役となるのは「インタープレナー」と呼ばれる越境型の人材です。SUNDREDでは、全てのセクターに潜在するインタープレナーの発掘・育成・ネットワーク化に注力しており、約2,000人が参画するコミュニティを形成しています。彼らを通じて、新しい時代の価値創造が加速度的に進んでいくことが期待されます。

Industry-Up Day Spring 2024は、新産業創造というチャレンジに挑む者にとって、ナレッジとインスピレーションの宝庫となるはずです。志高き実践者が集い、知と情熱を交流させる。そこから生まれるケミストリーが、新たなイノベーションの種火になることでしょう。変革の波が加速する時代にあって、産業の在り方そのものを問い直し、より良い社会を構想する。そんな挑戦者魂に溢れた1日になりそうです。

私たち一人ひとりも、今一度、自身の内なる「CHALLENGER」を呼び覚まし、次なるステージへの一歩を踏み出すきっかけとしたいものです。新時代の幕開けを予感させる熱気に包まれて、Industry-Up Day Spring 2024から目が離せません。