INQ若林哲平氏がメンター参画、JAグループの起業家育成プログラム「GROW & BLOOM」が第一次産業の未来を担う人材を発掘・育成へ

スタートアップ融資を累計800件・47億円超支援するINQのCEOであり、東京都のアクセラレータASACなどでメンター等を務める若林哲平氏が、農業協同組合の全国組織8団体が共同設立したイノベーションラボ「AgVenture Lab」が始動する起業家育成プログラム「GROW & BLOOM」のメンターに就任しました。同プログラムは、第一次産業や地域活性化につながる起業に取り組む人材の発掘・育成を目指し、2024年5月12日まで参加者を募集しています。

「GROW & BLOOM」は、起業を目指す学生や社会人、起業して間もないスタートアップ企業の事業化・会社設立・資金調達までをトータルサポートし、新たな起業家を育成することを目的としたインキュベーションプログラムです。プログラムではJAグループが持つ国内最大級の第一次産業に関するアセットやノウハウを活用し、ビジネスアイデアの具体化や事業検証などをサポートするのが特徴です。

具体的には、JAグループが国内外に持つ顧客や生産者とのリレーション、店舗などのインフラを活用したサポートを実施。さらに、病院や介護施設などとのつながりを活かし、ヘルスケアや高齢者の課題解決に取り組むアイデアの検証なども可能とのことです。

プログラムは、アイデアの形成・検証を目指す「GROW」コースと、会社設立・資金調達まで目指す「BLOOM」コースの2段階に分かれており、いずれも2024年6月15日から開始予定。毎週平日夜のオンラインと隔週土曜のオフライン(東京大手町)で講義やメンタリングを行います。

メンターを務める若林氏は自身のツイッターで、「JAグループが持つ第一次産業に関する日本最大級のアセットにアクセスできるプログラムなので、第一次産業や地方活性化につながる起業に興味がある方にお勧めです」と本プログラムの特長をアピールしています。

日本の基幹産業である第一次産業の活性化と、地方創生の実現には、既存の枠組みにとらわれない新しいアイデアとチャレンジ精神を持った起業家の育成が不可欠です。スタートアップ支援の第一人者である若林氏の参画により、JAグループという強力なバックボーンを活かした次世代の産業創造に果敢に挑戦する人材の輩出に、さらなる期待が高まります。意欲ある若者の積極的な参加を心より願っています。