JAC Recruitment、10月8日に柳良平氏を迎えてExecutive Seminar開催:非財務資本と企業価値を結ぶ「柳モデル」とインパクト会計を学ぶ機会

株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント(JAC Recruitment)は、2024年10月8日(火)に第12回Executive Seminarを開催します。このセミナーの講師には、非財務資本と企業価値を結びつける「柳モデル」を提唱し、元エーザイCFOであり現在は早稲田大学客員教授を務める柳良平氏を迎えます。このセミナーでは、企業価値向上における非財務資本の重要性をテーマに、インパクト加重会計の活用について学ぶ絶好の機会となります。

経営環境の変化に対応する「柳モデル」への期待

企業経営において、近年は財務データだけではなく、ESG(環境・社会・ガバナンス)や非財務情報の重要性がますます高まっています。特に2023年に東京証券取引所が「資本コストや株価を意識した経営」を提唱して以降、多くの企業が財務資本に加え、無形資産や非財務資本をいかに可視化し、評価するかが課題となっています。

今回のセミナーでは、柳氏が提唱する「柳モデル」を通じて、企業の非財務資本とESGの要素が企業価値にどのように影響を与えるかを探ります。柳モデルは、非財務資本を定量化し、社会的インパクトを数値化することで、企業の本質的な価値を評価する手法です。また、インパクト加重会計を用いることで、企業の社会的な影響を財務指標に変換し、経営判断に活用することを目指しています。

エーザイの事例に学ぶ実践的なインパクト会計の手法

柳氏は、エーザイ株式会社のCFOとして、同社のESG施策と企業価値向上に尽力しました。本セミナーでは、エーザイにおける実際の取り組み事例を通じて、ESGと非財務資本の関連性について具体的なインサイトを提供します。企業がどのようにしてESG要素を企業戦略に組み込み、資本コストや株価にどのような影響を与えるかが語られる予定です。

特に、企業の「パーパス(存在意義)」を軸とした経営戦略において、インパクト加重会計がどのように活用され、企業の持続可能な成長に貢献できるかが焦点となります。このセミナーは、企業経営における新しい道標を提示する内容となるでしょう。

非財務資本と企業価値を繋ぐ取り組み

セミナーの中で取り上げられるインパクト加重会計は、企業の財務以外の活動を数値化し、投資家やステークホルダーに透明性の高い情報を提供する手法です。従来の会計手法では評価しきれなかった、環境負荷の削減や社会的価値の創出などの要素を、定量的に把握することができます。これにより、企業の本質的な価値が浮き彫りになり、経営の意思決定に役立てられるのです。

柳氏は、非財務資本が企業価値にどのように寄与するかを長年にわたり研究し、企業がESG施策を通じてどのように社会的インパクトを創出できるかを実践的に示しています。本セミナーでは、その理論的背景とともに、企業がESGの要素を経営に組み込む際の課題や解決策について深く掘り下げます。

セミナーの詳細

  • 日時:2024年10月8日(火)18:30~(開場18:00)
  • 会場:JAC Recruitment東京本社オフィス セミナールーム(東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング20階)
  • 定員:100名(会場参加)、オンライン/ZOOM ウェビナーも可能
  • 対象者:経営者、経営幹部、管理職層など
  • 参加費:無料

未来の経営に向けて

このセミナーは、企業経営における非財務資本の重要性を再認識し、今後の経営戦略にどのように取り入れていくかを考える貴重な機会です。柳氏の提唱する「柳モデル」は、企業価値向上のための新しい視点を提供し、特にESGとパーパスを軸にした経営戦略を模索する企業にとって有益な知識をもたらすでしょう。

参加者は、企業の持続可能な成長に向けた具体的なアプローチを学び、自社の戦略にどのように応用できるかを考える機会となります。非財務情報を企業価値に結びつける手法は、これからの企業経営において避けては通れない重要なテーマです。この機会を通じて、参加者は自身の経営判断に新たな視点を取り入れることができるでしょう。

JAC Recruitmentは、今回のセミナーを通じて、多くの企業がESGや非財務資本に対する理解を深め、持続可能な経営を推進する一助となることを目指しています。今後の企業経営における課題解決と発展のための第一歩として、このセミナーが大きな成果をもたらすことを期待しています。


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