一般社団法人日本ゴールボール協会が、リライブシャツを開発・製造する株式会社りらいぶ様とオフィシャル・サプライヤー契約を締結されました。1994年の設立以来、ゴールボール競技の普及と発展に尽力されてきた日本ゴールボール協会が、2024年の活動30周年を目前に迎え、さらなる飛躍を目指す中での今回の提携は、パラスポーツ界のみならず、関連産業の創造という側面からも注目に値します。
*商品イメージ(写真提供:株式会社りらいぶ様)
株式会社りらいぶ様は、中国医学のツボ刺激の原理を応用した独自のウェアを開発されており、スポーツ界だけでなく介護や運送など幅広い分野への展開を見据えておられます。そうした革新的な技術を有する企業が、ゴールボール日本代表「オリオンJAPAN」の活動をサポートすることは、パラスポーツの競技力向上と裾野拡大の両面に資するものと期待されます。
日本ゴールボール協会は、「障害の有無を越えた交流の促進とノーマライゼーション社会の実現への貢献」を基本理念に掲げておられます。その崇高な理想の実現に向けて邁進される協会の取り組みに、株式会社りらいぶ様の先進的な事業が結びつくことは、まさに挑戦者と応援者の力強いタッグと言えるでしょう。
両者が手を携えて生み出すシナジーが、ゴールボールのみならず、パラスポーツ全体の認知度向上と競技人口の拡大を促し、ひいては共生社会の実現に寄与することを願ってやみません。今回のサプライヤー契約は、スポーツを通じた新たな産業創造の可能性を感じさせる、意義深い一歩となりそうです。今後の展開から目が離せません。