香川オリーブガイナーズ球団が事業成長支援プログラムでグランプリ獲得 ~野球を通じた地域貢献と新たな球場・ボールパーク構想が高く評価される~

香川県が主催する事業成長支援プログラム「Booster Garage」の最終発表会が2024年3月8日に開催され、香川オリーブガイナーズ球団の福山敦士社長が見事グランプリを獲得しました。審査員の心を掴んだのは、野球を通じた街づくりで地域に貢献したいという想いと、新たな球場・ボールパークを作るという意欲的なプランでした。

 「Booster Garage」は、香川県内の成長志向を持つ起業家や事業者を対象とした短期集中型の支援プログラムです。今回は書類選考などを通過した7つの事業者が参加し、戦略や財務のメンターとともに約3ヶ月かけて各自のビジネスプランを磨き上げ、最終発表会で審査員の前でプレゼンテーションを行いました。

 香川オリーブガイナーズは、四国アイランドリーグplusに所属するプロ野球独立リーグ球団で、2024年に創設20周年を迎えます。NPBや海外プロ野球への選手輩出実績は独立リーグ屈指の29名を誇ります。福山社長は、野球を通じて地域の課題解決や活性化に取り組みたいという構想を発表し、グランプリの栄冠に輝きました。

 受賞後のコメントで福山社長は、「この度は栄えある賞をいただき、大変光栄に存じます。審査員の方々、ご支援くださった全ての方に心より感謝申し上げます。地域と共に成長するクラブを目指し、野球の力で香川を盛り上げていきたい」と喜びと決意を語りました。

 プログラムを通じて、福山社長は事業プランをブラッシュアップさせただけでなく、地域課題とビジネスを結びつける発想や、スポーツの持つ力を最大限に引き出す戦略が評価されました。香川オリーブガイナーズの取り組みは、地方創生とスポーツビジネスの新たなモデルケースとして注目を集めています。

 「野球の力を信じ、地域と共に前進し続ける」という福山社長の想いは、香川県のみならず、日本中の地域に希望の光を灯すはずです。香川オリーブガイナーズの更なる飛躍と、地域発展への貢献に期待が高まっています。野球とビジネスの融合による新たな産業創造の可能性を追求する福山社長の挑戦に、我々は引き続き注目していきたいと思います。