人材管理のリーディングカンパニーとして知られる株式会社カオナビが、新たに労務管理サービス「カオナビ労務」のリリースを発表しました。同社は、タレントマネジメントシステム「カオナビ」を通じて、3,400社以上の企業の経営戦略・人事戦略の実現を支援してきました。今回の新サービス提供により、人材管理、人事評価、タレントマネジメント、労務管理などを一元管理で行えるようになります。
株式会社カオナビの代表取締役社長 Co-CEO である佐藤寛之氏は、「人材に関わるすべての情報を一元化し、管理・活用することが重要である」と語ります。同社では、人事関連システムを提供する各社と連携を進めてきましたが、この度、労務・タレントマネジメント領域の情報一元化を推進するべく、カオナビグループのワークスタイルテックとともに、「カオナビ労務」をリリースすることになったとのことです。
「カオナビ労務」は、入社手続き、年末調整、給与明細、電子申請の4つの労務管理業務をペーパーレスで完結できるサービスです。書類のやり取りに伴う煩雑な業務を削減するとともに、使いやすい操作性で業務を効率化できるのが特徴です。また、全ての機能をスマホで完結できるため、会社貸与のPCやメールアドレスがなくても、入社前手続きなどを行うことができます。さらに、全ての機能をオールインワンパッケージにするのではなく、欲しい機能だけを導入できるため、リーズナブルな点もポイントだそうです。
株式会社カオナビでは、社内の人材情報をクローズドで管理するのではなく、人材情報を一元化・共有し、人を活かす戦略を考えられるプラットフォームの必要性を訴えています。クラウドシステムであるカオナビが、あらゆる人材情報をつなぐことで、場所・時間を選ばず情報が集まり共有できるようになります。そのような環境を提供することが、世の人事課題の解決につながると同社は考えています。
株式会社カオナビは、「”はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスの下、テクノロジーによって一人ひとりの個性や才能を理解することで、個人のキャリア形成や働き方が多様化される社会の実現を目指しています。今回の「カオナビ労務」のリリースは、同社が掲げる人材データプラットフォーム構想の実現に向けた新たな一歩といえるでしょう。今後も、同社のさらなるサービス拡充に注目が集まります。