Ms.Engineer株式会社:女性エンジニアの育成を通じて、IT業界のジェンダーギャップ解消と日本の産業創造に挑戦

日本のIT業界におけるジェンダーギャップの解消と、女性エンジニアの活躍推進に挑戦するMs.Engineer株式会社(代表取締役:やまざきひとみ氏)が、このたび経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に採択されました。これにより、同社が運営する日本初の女性のためのエンジニア育成講座「コーディングブートキャンプ」の受講費用が、条件を満たす方は最大70%補助され、実質負担193,500円から受講可能になります。

Ms.Engineerは、未経験からハイクラスのエンジニアを目指すことのできる、日本で唯一の女性のためのプログラムです。大手企業の最高技術責任者(CTO)監修のもと、最新の生成AI大規模言語モデル(LLM)やコンピュータサイエンス、クラウドネイティブな開発経験などの技術教育に加え、長期的にエンジニアとして活躍するための思考力やビジネススキルの習得にも注力しています。さらに、ジェンダーバイアスにとらわれない女性のみの学習環境とサポート体制を提供することで、高い修了率と内定率を誇っています。

今回の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」への採択は、Ms.Engineerの取り組みが、女性のキャリアアップとIT業界のダイバーシティ推進に寄与すると評価された結果だと言えます。やまざき代表は、「エンジニアというキャリアこそが、働きやすさや需要の高さから真の豊かさをもたらす手段だと考えています。キャリアアップを目指す女性の背中を押すことで、日本女性の雇用環境の改善やIT業界のジェンダーギャップ解消という社会課題解決に、よりいっそう邁進してまいります」と抱負を語っています。

Ms.Engineerは、累計受講者数500名以上を輩出し、卒業生の多くが大手IT企業や有名メガベンチャーへのエンジニア職での内定を獲得するなど、着実に実績を積み重ねてきました。さらに、転職後に年収が100万円以上アップするケースもあり、意欲ある女性のキャリアと人生に大きなインパクトを与えています。

日本のIT業界は、深刻な人材不足に直面する一方で、女性エンジニアの割合はいまだ低く、ジェンダーギャップの解消が喫緊の課題となっています。そうした中、Ms.Engineerのような挑戦的な取り組みは、業界と社会に大きな変革をもたらす可能性を秘めています。女性がエンジニアとして活躍できる環境づくりは、日本のIT産業の競争力強化につながるだけでなく、イノベーションの促進や新たな産業創造の原動力にもなるでしょう。

Ms.Engineerの挑戦は、単なる一企業の成長物語にとどまりません。日本の産業界全体のダイバーシティ推進と、女性の活躍機会拡大に向けた大きな一歩であり、社会課題解決に挑む象徴的な存在だと言えます。今後も、同社の取り組みから目が離せません。私たちCHALLENGERは、Ms.Engineerのような産業創造の挑戦者を応援し、その歩みを見守っていきたいと思います。