日本のエンタテイメント&メディア業界を世界に羽ばたかせるための挑戦:PwCコンサルティングが推進する産官学連携の新組織『エンタテイメント&メディア・インダストリー・イニシアチブ』

PwCコンサルティング合同会社は、エンタテイメント&メディア(E&M)業界の国際競争力強化と経営高度化を目指して、新しい専門組織「エンタテイメント&メディア・インダストリー・イニシアチブ」を発足させました。この取り組みは、デジタル化やグローバリゼーションの進展に伴い、国内外での激しい競争に直面している日本のコンテンツ産業に新たな活路を開くものです。挑戦者としてのPwCコンサルティングと、この取り組みを応援する産官学各界の関係者が一体となり、日本のE&M業界を世界市場へと押し上げるための努力を開始しました。

この新組織は、PwCコンサルティングおよびPwC Japanグループの法人横断的な知見とネットワークを駆使し、E&M業界に関わる多面的な課題に対応します。具体的には、日本のコンテンツ産業が世界市場でその真価を発揮できるよう、制度設計や海外展開のサポート、政府や官公庁、学術関係者、業界団体への情報発信の強化など、幅広い活動を行います。また、産官学が協力し合う研究会やコンソーシアムの形成を通じて、E&M業界全体の発展を促進することを目指します。

日本のE&M業界は、独自の「メディアミックス」戦略により、漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツを多角的かつ同時多発的に展開し、国内外で成功を収めてきました。PwCコンサルティングが公開した「メディアミックスのパワーと可能性」レポートでは、このメディアミックス戦略が国内で約6.5兆円の経済波及効果を生んでおり、その潜在力は海外市場においても大きな成果を上げる可能性を秘めていることが示されています。これを背景に、本組織は日本のE&M業界がグローバルな競争において優位に立つための支援を行うことを目的としています。

挑戦者たるPwCコンサルティングと、その挑戦を支える産官学の連携は、日本のE&M業界が直面する課題を乗り越え、新たな成長機会を創出するための重要なステップです。この取り組みを通じて、日本のE&M業界がさらに高みを目指し、世界市場での競争力を強化することを期待しています。産業創造という観点から、この新組織の活動は、日本が世界に誇るクリエイティブな力をさらに伸ばし、国際社会での日本のプレゼンスを高めることに貢献するでしょう。