日本のベンチャーエコシステムの発展に欠かせない存在として、近年注目を集めているのがベンチャーキャピタルです。その中でも独自の視点と行動力で、数多くのベンチャー企業の成長を支援してきたリーダーがいます。株式会社シェルパ・インベストメント代表取締役の川本昌寛氏です。
川本氏の原点は、大手証券会社での経験にあります。野村證券での勤務を通じて、数多くのベンチャー企業のIPOに携わってきました。この経験を通じて感じたのは、「志高く事業に取り組む経営者を支援し、イノベーションを生み出していくことへのやりがい」だったといいます。
シェルパ・インベストメントを立ち上げた2001年当時、日本のベンチャーエコシステムはまだ発展途上の段階にありました。それでも川本氏は「ベンチャー企業こそが日本の未来を創っていく」という信念を持ち続け、ベンチャー支援に邁進します。
「起業家の夢の実現を支援すること。それがベンチャーキャピタリストの使命であり、私自身のミッションでもあります。」 川本氏はこう語ります。単なる資金提供だけでなく、事業戦略の策定から人材採用、販路開拓に至るまで、ハンズオン支援を実践。
これまでシェルパ・インベストメントがIPOまで導いた企業は5社を数え、40社以上への投資実績を有しています。また、6,000社を超える企業ネットワークを生かし、大企業とベンチャー企業の事業提携も数多く実現してきました。
加えて、大企業で活躍する優秀な人材と、成長意欲旺盛なベンチャー企業とのマッチングにも注力。ベンチャーの成長を加速する「志」のある人材を送り出すことで、イノベーション創出を後押ししています。
川本氏の原動力は「ベンチャー企業の成長なくして、日本の発展はない」という揺るぎない信念です。 「私の目標は、日本から世界に羽ばたくグローバルなベンチャー企業を数多く輩出すること。イノベーションの連鎖を生み出し、日本経済をさらなる高みに押し上げていきたい。」
ベンチャーの未来を拓く”志”と、それを実現する”実行力”。川本昌寛氏のリーダーシップの下、シェルパ・インベストメントの取り組みが、日本の産業創造に大きく貢献していくことが期待されます。