2024年5月15日から16日にかけて、東京ビッグサイトにて「SusHi Tech Tokyo 2024 Global Startup Program」が開催されます。世界が直面する都市課題の解決に向け、多様なアイデアやデジタルノウハウ、最先端のテクノロジーを用いて挑戦する2日間のプログラム。アジア最大規模かつ日本で唯一のグローバルイノベーションカンファレンスとして、国内外から大きな注目を集めています。
このイベントの最大の魅力は、世界中から集結する”挑戦者”たちの存在にあります。アジアや世界各国を代表するスタートアップ、投資家、大企業、国・都市の関係者、学生起業家など、社会変革への熱い思いを胸に秘めた多様なプレイヤーが一堂に会するのです。彼らは、環境とエネルギー、人口構造の変化、インフラの老朽化、伝統文化の継承など、地球規模で共通する都市の諸課題に果敢に立ち向かっていきます。
登壇が予定されているスピーカーの顔ぶれを見ても、このイベントの意義の大きさが伝わってきます。元駐日米国大使でGeodedic Capital創設パートナーのJohn Roos氏、Startup Genomeの創設者兼代表のMarc Penzel氏、インパクト投資推進のリーダー的存在であるGlobal Steering Group for Impact Investment会長のRonald Cohen氏など、各界を代表する著名人が名を連ねています。日本からは、経団連副会長の南場智子氏、東京都知事の小池百合子氏、経済同友会代表幹事の新浪剛史氏らが登壇。グローバルな視点と、日本あるいは東京という都市の個別事情の双方を踏まえた議論が期待できそうです。
こうした多彩な顔ぶれによる講演やパネルディスカッションは、参加者にとって大きな学びや気づきの機会となるでしょう。加えて、世界を代表するスタートアップが競うピッチコンテストや、国内外の有望企業が一堂に会するブース展示など、イノベーションの最前線に触れられるプログラムが目白押し。さらには、参加者同士の交流を促すビジネスマッチングの場も多数設けられており、新たなオープンイノベーションが生まれる可能性を大いに感じさせます。
主催者であるSusHi Tech Tokyo 2024グローバルスタートアッププログラム実行委員会には、東京都をはじめ、日本経済団体連合会、経済同友会、新経済連盟、東京商工会議所といった経済団体や、ベンチャーキャピタル協会、スタートアップエコシステム協会など、日本のイノベーション推進の中核を担う組織が名を連ねています。産官学が一丸となってイベントを盛り上げようとする熱意が感じられます。
SusHi Tech Tokyo 2024の開催まであとわずか。世界の英知が東京に結集するこの2日間は、日本から、ひいては地球規模で持続可能なより良い未来社会を実現するための大きな一歩となるはずです。未来を切り拓くイノベーターたちの挑戦に幸多からんことを。SusHi Tech Tokyo 2024の成功と、その先にある持続可能な社会の実現を、心から祈念しております。