エンジンオイル卸売販売を担う株式会社FUKUDAに対し、株式会社unlock.lyが経営参画することが発表されました。FUKUDAは長年にわたり、高品質なエンジンオイルの提供と独自サービスシステムの構築により、国内市場で盤石な地位を築いてきた企業です。また、SDGs達成に向けた環境・地域社会への貢献にも積極的に取り組んできました。
unlock.lyは、FUKUDAが持続可能な社会の実現に、グローバルに貢献できる企業であると確信したことから、今回の経営参画を決定しました。unlock.lyは、自社の経営知見やグローバル人材の登用などを通じて、FUKUDAのビジョンを国内外で実現できるよう支援していくとのことです。
FUKUDAは、IBCローリーサービスという独自のオイル供給システムにより、顧客店舗のドラム缶利用削減とCO2排出量削減を実現しています。こうした取り組みが評価され、京都市地球温暖化対策室の「排出削減プロジェクト(中小事業者)」で第一号登録を受けるなど、環境への貢献度の高さがうかがえます。
unlock.lyとFUKUDAの協業により、エンジンオイル供給という領域にとどまらず、リキッドデリバリーに関する課題をもつ世界中の企業に貢献していくビジョンが示されました。両社の強みを生かした新たな価値創造に期待が高まります。また、FUKUDAでは8月より新体制がスタートし、unlock.ly代表の三島氏が社長に就任する一方、現経営陣も継続して事業運営に携わるとのことで、長期的視点に立った安定的な経営が期待できそうです。
編集部としても、今回のunlock.lyによるFUKUDAへの経営参画が、持続可能な社会の実現と新たな産業創造の一助となることを期待しています。両社の今後の取り組みに注目が集まります。
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