2025年2月28日、株式会社unlock.ly（東京都港区、代表取締役：三島徹平）は、JLPGAツアーで活躍するプロゴルファー野澤真央選手と新たに年間スポンサー契約を結んだことを発表した。この契約はunlock.lyにとって初のプロスポーツ選手への支援となる。
野澤真央選手は1997年愛知県名古屋市生まれ。2015年にプロテスト合格後、2021年の「GMOレディースサマンサタバサ」では惜しくもプレーオフで敗れたものの、2020-21年シーズンに賞金ランキング38位で初シードを獲得。その後も安定した成績を残し、2022年シーズンには37試合出場でトップ10入り4回、メルセデスランキング27位という実績を持つ。さらに、2023年と2024年もシードを維持し、現在4期連続のシード権を獲得中の注目選手だ。
今回のスポンサー契約締結にあたり、野澤真央選手は「unlock.ly様とFUKUDA様との契約を機に、自分の可能性をさらにアンロック（解放）し、これまで以上の活躍を目指します」とコメントし、新たな挑戦への意気込みを示した。
株式会社unlock.lyは2021年9月に設立され、M&Aや事業承継を主な事業領域としている企業である。今回のスポンサー契約は、unlock.lyが2024年5月に事業承継として株式を譲り受けた株式会社FUKUDAとの協力体制の中で実現したという背景がある。同社代表の三島徹平氏は、「M&Aの不透明さが社会的な課題として指摘される中で、グループ入りしたFUKUDA社と共同でスポンサーができることを非常に喜ばしく感じている」とコメントした。
この取り組みから見える重要なポイントは、unlock.lyがスポーツ支援を通じて「事業承継やM&Aにおける新たな価値創出」という明確なビジョンを示していることだ。一般的にM&Aは経営統合や効率化を目的とすることが多い中で、unlock.lyがFUKUDA社との協業によりプロスポーツへのスポンサーシップという新たな展開を進めることは、同社が目指す社会的価値の創出やブランドの向上にも寄与するだろう。
また、スポーツ支援をビジネス視点から考えると、スポンサー契約は選手への経済的な支援にとどまらず、企業ブランドの認知向上や顧客・取引先との関係強化にも繋がる。unlock.lyが野澤選手を支援することで、同社の認知度がスポーツ界のみならず一般消費者やビジネス関係者へも広まり、信頼性や親近感を増す効果が期待できる。
編集部（スポーツ・ビジネス部門）コメント： 「unlock.lyが今回、初めてプロスポーツ選手とのスポンサー契約を結んだ背景には、単に経済的利益を超えた『縁』や『社会貢献』の視点が明確にあります。事業承継というビジネス領域を越えて、人と人、企業と選手が共に成長する新たなモデルを示しています。野澤真央選手の活躍とともに、unlock.lyがこの契約をきっかけにどのような成長を遂げていくのか、今後の展開に大いに注目です。」
今後、unlock.lyと野澤真央選手のパートナーシップがもたらす相乗効果が、M&A業界やスポーツ界に新たな可能性を提示することは間違いない。この契約をモデルケースとして、両業界においてさらなるチャレンジや新産業創出の動きが加速することが期待される。
コメントを残す