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Marketing

マーケティングツール「XICA magellan」、マーケティング支援データの「INTAGE connect」経由で接続開始

株式会社インテージ(以下インテージ)が、インテージが保有する各種マーケティング支援データとの連携が可能になる「INTAGE connect」を経由して、インターネット広告(リスティング広告、動画広告など)、テレビCM、交通広告など多種多様な広告の効果を統合的に分析するマーケティングツール「XICA magellan」(以下magellan)を提供する株式会社サイカ(以下:サイカ)とのデータ接続を開始したことを2月28日に発表している。

ライブモニタリングで迅速な課題発見・意思決定をより容易に

本連携により、インテージデータとmagellan側で取得する社内外の多様なデータを統合することができる。

これにより、マーケティングに関わるデータの収集から分析、広告予算の最適化までを一気通貫で行えるようになるということだ。

インテージデータに加え、売上から広告、クチコミデータなどをmagellan上で組み合わせることで、マーケティングの実態や投資対効果を把握し、次のアクションにつながる的確な意思決定の迅速化を可能。

そして、ユーザーが保有しているデータの価値化に貢献していくとのことだ。

また、インテージデータが容易に活用できるようインテージデータ用の分析環境をサイカと共同で開発し、マーケターへ提供する。

なお、magellanのデータは他の部門のユーザーにも共有することが可能で、マーケティング支援データを組織全体で活用することができる。

インテージは、ライブモニタリング※の環境をより容易に構築できるよう、インテージが保有するデータ連携、インテージが推奨する標準テンプレート提供を推進していく。

これにより、業務プロセスのシステム化に貢献していくとのことだ。

※迅速な課題発見、意思決定ができるようにリアルタイムでKPIデータ、マーケティングデータなどのモニタリングデータを統合的に閲覧できる環境の総称と定義している。

ライブモニタリング支援

インテージは、迅速な課題発見、意思決定を支援するためにBIツール上で表示するKPIデータおよびモニタリングデータのデザイン設計および実装支援を行っている。

データを統合するだけでなく、より迅速な課題発見、意思決定を支援するために統合したデータの価値化までのサポートも行うとのこと。

「INTAGE connect」の提供範囲

インテージが保有するSRI、SCI、i-SSP、株式会社ドコモ・インサイトマーケティングが保有するモバイル空間統計®のデータを連携することが可能。

今後は、提供できるインテージデータを拡張していくことが予定されている。

※インテージデータ、モバイル空間統計データの契約企業のみ提供が可能となり、契約内容に応じて提供内容が異なる。

XICA magellanとは

インターネット広告(リスティング広告、動画広告など)、テレビCM、交通広告など多種多様な広告の効果を統合的に分析し、広告予算の最適な配分案を算出することで、企業の全体最適なマーケティング活動を支援する。

2016年9月の販売開始から約1年で、すでに国内の広告宣伝費トップ100企業*の1割の企業で広告分析にmagellanが利用され、高い評価を得ている。

※出典:「広告宣伝費」が多いトップ300社ランキング|東洋経済オンライン|2017年09月10日

http://toyokeizai.net/articles/-/187757

INTAGE connectとは

他社サービスとインテージが保有するマーケティング支援データを連携することが可能。

今まで、各社の提供するマーケティング支援データが企業内で独立している状態だったが、インテージデータを契約している企業は「INTAGE connect」を経由して、簡単に自社利用のBIツールやCRMツールなどとインテージが保有するマーケティング支援データを連携して活用することが可能※。

※提供できないBIツールやCRMツールもある。

SRI(全国小売店パネル調査)とは

国内小売店パネルNo1※※ のサンプル設計数とチェーンカバレッジを誇る、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア、ドラッグストア、専門店など全国約4,000店舗より継続的に、日々の販売情報を収集している小売店販売データ。

※SRIでは、統計的な処理を行っており、調査モニター店舗を特定できる情報は一切公開していない。

※※ 2017年7月現在

SCI(全国消費者パネル調査)とは

全国15歳~79歳の男女52,500人の消費者から継続的に収集している日々の買い物データ。

食品、飲料、日用雑貨品、化粧品、医薬品、タバコなど、バーコードが付与された商品について、「誰が・いつ・どこで・何を・いくつ・いくらで、購入したのか」という消費者の購買状況を知ることができる。

※現時点では60代までのデータ提供を基本サービスとしている。

要望に応じて70代のデータを追加する。

※SCIでは、統計的な処理を行っており、調査モニター個人を特定できる情報は一切公開していない。

i-SSP(インテージシングルソースパネル)とは

同社の主力サービスであるSCI(全国消費者パネル調査)を基盤に、同一対象者から新たにパソコン・スマートフォンからのウェブサイト閲覧やテレビ視聴情報に関するデータを収集するもの。

当データにより、パソコン・スマートフォン・テレビそれぞれの利用傾向や接触率はもちろん、同一対象者から収集している購買データとあわせて分析することで、消費行動と情報接触の関係性や、広告の効果を明らかにすることが可能。

また、調査対象者に別途アンケート調査を実施することにより、意識・価値観や耐久財・サービス財の購買状況を聴取し、あわせて分析することも可能である。

※i-SSP(アイエスエスピー)/シングルソースパネルは株式会社インテージの登録商標。

モバイル空間統計とは

モバイル空間統計とは、ドコモの携帯電話ネットワークのしくみを使用して作成される人口の統計情報。

日本全国の人口を24時間365日把握することができる。

国内人口※1は性別・年齢層別・居住地域別、訪日外国人※2は国・地域別の人口構成を知ることができる。

※1 約7,500万台(2017年3月現在)の運用データから、法人名義やMVNOの契約データ等を除去して推計

※2 約500万台(2016年実績)の運用データを基に推計

※「モバイル空間統計」は株式会社NTTドコモの登録商標。

株式会社インテージ

https://www.intage.co.jp/

株式会社インテージは、「Create Consumer-centric Values ~ 企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、様々な業界の企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指している。

生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援していく。

株式会社サイカ

http://xica.net/

サイカは、“すべてのデータに示唆を届けすべての人に幸福を届ける”というミッションのもと、2012年の創業以来、統計分析システムの企画・開発・提供分野において急成長を続けているITプロダクト開発企業。

創業当時より「分析のプロ」ではなく「現場のプロ」であるビジネスパーソンをユーザー対象としており、その独自戦略のもとに鍛え上げられた、プロダクトの操作性と直観性が高く評価されてきた。

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