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ネットワーク型創薬ベンチャー事業を展開するモジュラス株式会社が8億円のシリーズA資金調達を実施

モジュラス株式会社(代表取締役CEO 木村 俊、本社:東京都千代田区)は8月9日(木)、株式会社ファストトラックイニシアティブをリード投資家として、ペプチドリーム株式会社、日本政策投資銀行の子会社であるDBJキャピタル株式会社から、総額8億円のシリーズAの資金調達を実施したことを発表した。

またファストトラック社より安西智宏氏が同社取締役に、DBJキャピタル社より三ツ口尚志氏が同社監査役に就任したということだ。

8億円のシリーズA資金調達を実施

同社によれば、今回調達した資金を活用し、最先端の計算科学を駆使したネットワーク型創薬研究を加速していくということだ。

具体的には、自社の創薬研究プログラムとプラットフォームの開発、ペプチドリーム社との共同研究の推進、人材獲得を含めた研究体制の確充、国内外のパートナーの獲得と連携による創薬研究の強化を推進していくという。

モジュラス株式会社 代表取締役 木村 俊氏のコメント

「自社の創薬研究プログラム、並びに、ペプチドリーム社との戦略的創薬共同研究が想定以上に進展をしており、すでに複数の有望なヒットペプチドを特定しています。今回のSeries A資金調達によって、当社が持つ計算科学のプラットフォームを含めた自社研究基盤を強化し、日米でグローバルな創薬ベンチャー企業として体制を拡充します。当社のユニークな創薬研究と開発体制を通じて、まだ有効な治療が存在しない領域において新たな治療薬をより早く効果的に患者の皆様に届けていくために貢献していきます。当社のヴィジョンを理解して頂き、多面的かつ強力に事業支援を頂いているファストトラック社、ペプチドリーム社、DBJキャピタル社による今回出資を心強く感じており、感謝致します。」

株式会社ファストトラックイニシアティブ マネージングパートナー 安西 智宏氏のコメント

「世界最先端の計算科学に立脚した創薬プラットフォームを有するモジュラス社にリードインベスターとして参画できることを大変嬉しく思います。同社が提示する、東京とボストン、そして世界中の人材や技術基盤を繋ぐ“ネットワーク型創薬ベンチャー”というコンセプトは、創薬プロセスの課題解決に貢献すると共に、国内バイオベンチャーの新たな事業化モデルとしても大いに期待しております。国内外での創薬経験も豊かなモジュラスのチームは、“患者とその家族のための革新的治療薬の発見”という大きなヴィジョンを実現しうる卓越した才能と揺るぎない情熱、類稀なネットワーク力を持っているものと確信しております。」

ペプチドリーム株式会社 取締役 舛屋 圭一氏のコメント

「ペプチドリーム社は、創薬共同研究開発契約、PDPSの技術ライセンス契約、及び戦略的提携による自社開発品パイプラインの拡充の3つの柱でビジネスを展開しております。モジュラス社との戦略的提携による共同研究では大きな進捗が見られ、モジュラス社への投資を決断しました。これによりモジュラス社の体制拡充を支援し、現在進行中のプロジェクトを両社で加速することにより、新たな医薬品を創出し社会に貢献したいと考えています。」

モジュラス株式会社について

会社名:モジュラス株式会社 / Modulus Discovery, Inc.

所在地:東京都港区新橋1丁目18番21号 第一日比谷ビル7階

代表者:木村 俊、大野一樹

設立:2016年8月8日

URL:http://www.modulusdiscovery.com

事業内容:最先端の計算科学を駆使したネットワーク型創薬ベンチャー

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