ゲーム総合情報メディア「ファミ通」が2017年度の国内家庭用ゲーム市場についてまとめ、公開した。
集計期間は2017年3月27日~2018年3月25日。
2017年度国内家庭用ゲーム市場規模: 3878.1億円
ファミ通の調べによると、2017年度の家庭用ゲーム市場規模は、ハード・ソフト合計で前年対比121.8%の3878.1億円となった。
2017年3月3日に発売されたNintendo Switchが好調で、ハード・ソフトともに市場を大きく牽引。家庭用ゲーム市場は、2016年度に続き、2年連続の前年比増となっている。
2017年度のソフトランキングトップは、219.8万本が販売された「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」(ポケモン/2017年11月17日発売/3DS)。
「ドラゴンクエストⅩⅠ 過ぎ去りし時を求めて」(スクウェア・エニックス/2017年7月29日発売/3DS・PS4)は、2機種合計で311.7万本と、タイトル別合算では最多の売り上げとなっている。
また、2017年度は7本のタイトルが100万本を突破している(2016年度は4タイトル)。
一方、ハードでは、Nintendo Switch が351.3万台を販売し、2017年度ハード販売台数の首位を獲得。
同ハードの累計は400万台を突破。ソフトタイトルでも、「スプラトゥーン2」(任天堂/2017年7月21日発売/Switch)をはじめ、3タイトルがミリオンに到達し、2018年度もNintendo Switchの勢いが持続することが期待される。
なお、「モンスターハンター:ワールド」(カプコン/2018年1月26日発売/PS4)の好調が後押しとなったプレイステーション4は、203.6万台を販売し、2位となった。
2018年度の家庭用ゲーム市場は、「Nintendo Labo」(任天堂/2018年4月20日発売予定)のほか、「大乱闘スマッシュブラザーズ」(任天堂/2018年発売予定/Switch)や、「キングダム ハーツⅢ」(スクウェア・エニックス/2018年発売予定/PS4・Xbox One)といった注目作や人気タイトルの発売も予定されており、今後の市場動向が注目されている。
「ファミ通」について
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また、 電子出版事業にも積極的に取り組み、 「週刊ファミ通」電子版や、 ゲーム攻略本・設定資料集の電子書籍を多数配信。さらに、 全国約3,600店舗のファミ通協力店からゲームの売上データを集計、 毎年「ファミ通ゲーム白書」を発刊。
2017年12月12日には、 モバイルゲームに特化した「ファミ通モバイルゲーム白書2018」を発売している。
株式会社Gzブレイン(ジーズブレイン)について
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『ファミ通』や『B’s-LOG』ブランドをはじめとする、 様々なゲームメディア・サービスの企画・制作・編集・運営を行っている。
情報誌や書籍の出版だけでなく、 Webメディアやイベントの企画・運営、 ゲーム動画・映像配信やコンテンツ制作、 ゲームマーケティング事業など、 あらゆる角度からゲームの面白さを伝える事業を展開している。
公式サイトURL: http://gzbrain.jp
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