パナソニック株式会社は7月13日(金)、早稲田大学商学部 恩藏直人教授のゼミと協働で、マーケティングプロジェクトを立ち上げたことを発表した。
マーケティングプロジェクトを立ち上げ
本プロジェクトは、2018年7月から11月までの約5カ月間、同社の社内カンパニーのアプライアンス社で日本国内の家電マーケティングを担うコンシューマーマーケティングジャパン本部(所在地:東京)と、マーケティング理論を研究する早稲田大学の恩藏直人教授ゼミの学生が、協働で推進する。
具体的には、同社の4つの商品(デジタルカメラ、冷蔵庫、オーラルケア、ヘアケア)がそれぞれ抱えている若者向けのマーケティングのあり方や、超スマート社会に求められる家電のマーケティングのあり方など、リアルなマーケティングの課題について学生がゼミで学んだことや実際のフィールドワーク等を通じ、解決に挑む。
近年では働き方の多様化、ニュースやSNSを通じた就労に関する情報過多、より複雑化する社会など、キャリア選択の難しさが高まっているといわれている。
本プロジェクトを通し、学生が自らの専攻や希望するキャリアに関連した就業体験を積むことで、将来の具体的な仕事のイメージを得る機会を作り、雇用のミスマッチを解消することを目指す。
加えて、同社は実際の消費者となる若者のリアルな視点や、枠組みにとらわれない自由なアイデアを得ることができる。
従来より、パナソニックでは、インターンシップや「Academia」の活動を通じて、学生のキャリア開発機会を提供してきた。
今回の協働プロジェクトを通して、大学生が将来設計について考える契機をつくり、将来的な雇用のミスマッチを解消し、産学協同での人材育成に寄与することを目指している。
・パナソニック インターンシップ情報
https://www.panasonic.com/jp/corporate/jobs/internship.html
・パナソニックが「Academia」活動をスタート~主に大学生のキャリア観の醸成機会を年間1,000人に提供~(2018年4月24日)
https://news.panasonic.com/jp/topics/160103.html
早稲田大学商学部 恩藏ゼミについて
恩藏直人教授は、日本におけるマーケティング研究の第一人者である。
恩藏ゼミは、恩藏直人教授のもとで、STP、4P、SWOT分析などの基本的なフレームワークから、進化している最先端のマーケティングを包括的に研究している。
関連情報
・パナソニックの採用パンフレットが「2018日本BtoB広告賞」で金賞を受賞(2018年6月6日)
https://news.panasonic.com/jp/topics/160761.html
・パナソニック 企業情報
https://www.panasonic.com/jp/corporate.html
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