マーケティングリサーチ会社の株式会社マーシュ（東京都渋谷区渋谷、代表取締役：町田正一）は、一都三県に在住の20代～60代既婚女性に「家事代行サービスに関するアンケート調査」を実施し、その結果を9月5日に公開した。
家事代行サービスを利用したことのある既婚女性は8.0％、未利用者の利用意向は「利用したくない」がやや上回る
調査では既婚女性に家事代行サービスの利用経験や満足度、今後の利用意向について聞いている。
調査日は2018年7月18日（水）～7月20日（金）で、同社が運営する「D style web」のアンケートモニター会員を対象に実施された。
調査結果
・あなたは「家事代行サービス」を利用したことがありますか。(SA) n=700
＜ 全体 ＞
定期的に利用している １．０％
定期的ではないが、何度か利用したことがある ３．７％
一度だけ利用したことがある ３．４％
利用したことはない／知らない ９１．９％
家事代行サービスの利用経験
⇒家事代行サービスを利用したことがある既婚女性は、わずか8%であった。
年代別に見ると、差はあまり見られないが、50代が最も多く11.3％であった。
家事代行サービスを検討する機会が比較的ありそうな有職者においても、利用経験は9.3%で、専業主婦の7.4%と大差はなかった。
・あなたは今後、家事代行サービスを利用したいと思いますか。(SA) n=643
＜ 全体 ＞
利用したい １０．９％
やや利用したい ２３．０％
どちらともいえない ２４．９％
あまり利用したくない ２０．２％
利用したくない ２１．０％
家事代行サービス未利用者の利用意向
⇒家事代行サービスを利用したことがない人の今後の利用意向は、「利用したい」「やや利用したい」が33.9％に対し、「あまり利用したくない」「利用したくない」が41.2%で7.3ポイント上回った。
年代別では、30代の利用したい人の割合が47.1%で全体より13.2ポイント高く、60代が22.0%で全体より11.9ポイント低かった。
職業別では、有職者の方が利用したいと回答した割合が9.1ポイント高かった。
・家事代行サービスを利用したいと思わない理由をお知らせください。(MA) n=425
＜ 全体 ＞
費用が高い ６６．１％
他人を家に入れることに抵抗がある ４７．３％
どんなスタッフが来るのかわからない ３６．２％
他人に家事を任せることに抵抗がある ３５．３％
防犯・プライバシーの不安 ３３．２％
家事代行サービスを利用してみたいと思わない理由
⇒家事代行サービスを利用したことがなく、今後も利用したいと思わない人の理由は、「費用が高い」が最も多く66.1%であった。
次いで、「他人を家に入れることに抵抗がある」や「どんなスタッフが来るのかわからない」等の防犯上の理由が多かった。
60代においては「必要性を感じない」と回答した割合が高かった。
有職と専業主婦では、どの項目においても目立った差は見られなかった。
すべての調査結果はこちら
https://www.marsh-research.co.jp/mini_research/mr201809homemaker.html
※上記ページにて、簡易レポートおよび集計表を含むデータを無料でダウンロード可能。
調査内容
・基本属性（性別、年齢、居住地、婚姻状況、職業、世帯構成、住居形態）
・家庭での家事の分担状況（SA）
・「家事代行サービス」の利用経験（SA）
・【利用経験者】家事代行サービスで依頼したことのある家事（MA）
・【利用経験者】家事代行サービスで今後（も）依頼してみたい家事（MA）
・【利用経験者】利用したことのある家事代行サービスの名称（FA）
・【利用経験者】家事代行サービスを利用した満足度とその理由（SA/FA）
・【利用経験者】家事代行サービスを利用したきっかけ（MA）
・【利用経験者】家事代行サービスの今後の利用意向（SA）
・【利用未経験者】家事代行サービスの今後の利用意向（SA）
・【利用未経験者&利用意向なし】今後の利用意向の理由（MA）
・家事以外で、代行サービスがあれば利用してみたいもの（FA）
調査概要
調査名 ：家事代行サービスに関するアンケート調査
調査対象者：一都三県在住20～69歳既婚女性
有効回答数：700s
調査期間 ：2018年7月18日（水）～7月20日（金）
調査方法 ：インターネット調査
調査機関 ：株式会社マーシュ
アンケートモニターサイト「D style web」（http://www.dstyleweb.com/）の登録会員を対象に実施
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