マーケティングリサーチ会社の株式会社マーシュ(東京都渋谷区渋谷、代表取締役:町田正一)は10月24日(水)、一都三県に在住の20代~50代男女有職者に「銀行口座とカードに関するアンケート調査」を実施し、その結果を10月15日に公開したことを発表した。
調査日は2018年9月11日(火)~9月13日(木)で、同社が運営する「D style web」のアンケートモニター会員のうちスペシャルパネル(金融パネル)でメガバンクの口座保有者を対象に実施している。
調査結果(リリースより抜粋)
■あなたが店舗購入での支払いに使用する手段をすべてお知らせください。(MA) n=800
< 全体 >
現金 95.8%
クレジットカード(カード本体) 83.4%
電子マネー・プレイペイドカード(カード本体) 53.4%
携帯電話やスマホの機能 15.0%
デビットカード(カード本体) 15.0%
その他 0.5%
⇒店舗での買い物で現金以外のカード類を使用することがあると回答した割合は90.5%にのぼった。
しかし最も使用頻度が高いのは「現金」で54.4%、現金を使用することはない人(キャッシュレス)はわずか4.2%であった。おサイフケータイやApple Payなどの端末機能の利用割合は女性が9.3%に対して、男性は20.8%と11.5ポイント高かった。
■あなたはクレジットカードやデビットカードの利用履歴をどのように確認していますか。(MA) n=703
< 全体 >
WEB明細書 66.1%
購入時のお客様控え 36.7%
スマートフォンのアプリ 23.0%
引き落とし口座の通帳 18.2%
郵送で届く利用明細書 16.8%
引き落とし口座のWEB照会 11.0%
その他 0.1%
確認していない 7.3%
⇒クレジットカードやデビットカードなどのカードの利用履歴の確認方法は「WEB明細書」が66.1%で最も多かった。年代別で見ると、年齢が上がるほど「WEB明細書」の割合が高くなっているが、「スマートフォンのアプリ」の利用率は年齢が上がるほど低くなっている。男性よりも女性の方が、また年齢が高いほど「購入時のお客様控え」や「引き落とし口座の通帳」等、手元に残るタイプで確認している割合が高い。
■キャッシュレス(現金を持たないこと)に関する以下の項目についてあなたにあてはまるものをお知らせください。(SA) n=800
下記5項目のそれぞれについて「そう思う」~「そう思わない」の5段階で答えてもらった。
・現金以外の支払いの管理ができている
・カードのポイントをうまく利用できている
・できるだけ現金は持ち歩きたくない
・電子決済は怖い
・世間のキャッシュレス化に賛成である
⇒世間で浸透しているキャッシュレス化について賛否を聞いたところ、「賛成」が48.4%、「反対」が13.0%であった。項目間の関連を見ると、「できるだけ現金は持ち歩きたくない」と思っている人ほど、キャッシュレス化に賛成の人が多く、「電子決済は怖い」と思っている人ほどキャッシュレス化に反対の人が多い傾向があった。また、様々なカードで取り入れられているポイント制度に関して「カードのポイントをうまく利用できている」と回答した人は75.9%にものぼった。
【調査内容】
・基本属性(性別、年齢、居住地、婚姻状況、職業)
・口座を保有している銀行(MA)
・メインバンク・サブバンクに利用している銀行(SA)
・メインバンク・サブバンクの銀行を決めた理由(MA)
・店舗購入での支払いに使用する手段(MA/SA)
・【デビットカード利用者】デビットカードで利用している銀行(MA)
・【デビットカード利用者】デビットカードを利用していて良かったこと(MA)
・【クレジットカードとデビットカード利用者】クレジットカードとデビットカードの利用頻度(SA)
・【デビットカード非利用者】デビットカードの認知(SA)
・【デビットカード非所有者】デビットカードの今後の利用意向(SA)
・【カード利用者】カードの利用履歴の確認方法(MA)
・キャッシュレスに関する意識・意見(SA)
【調査概要】
調査名 :銀行口座とカードに関するアンケート調査
調査対象者:一都三県在住20~59歳男女、有職者、メガバンクの口座保有者
有効回答数:800s
調査期間 :2018年9月11日(火)~9月13日(木)
調査方法 :インターネット調査
調査機関 :株式会社マーシュ
アンケートモニターサイト「D style web」(http://www.dstyleweb.com/)の登録会員を対象に実施
(リリースより抜粋)
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