グローバルにブランディング構築支援をてがける株式会社ブラビス・インターナショナルとインサイトリサーチによる商品開発支援をてがける株式会社デコムが、商品開発支援プログラムの提供を開始することを発表した。
深層心理を活用した商品開発が実現
両社のリソースを活かし、企業の商品・サービス開発におけるインサイトリサーチからコンセプト開発、ネーミング、ロゴ/パッケージデザインまでを一貫して強力にバックアップしていくとのことだ。
売れる商品開発の成功法則をセミナーで紹介
両社が培ってきたクリエイティブスキル、リサーチ手法について深く知りたい、本プログラムについて関心を持っている企業へ向けて、セミナーが開催される。
開催概要
日 程: 2018年7月5日(金)
時 間: 17:00 – 18:30
会 場: デコム五反田オフィス
住 所: 東京都品川区東五反田5-25-16 HF五反田ビル5F
参加費 : 1,000円
新サービス「DeVil Insight」開発の背景
新製品の命運
「ヒット商品を生み出してみせる」という意気込みのもと、毎年多くの商品が長い道のり[消費者リサーチ – コンセプト開発 – 商品開発 – ネーミング – ロゴデザイン – パッケージデザイン]を経て、世に生まれてくる。
しかし、それらの商品の中から熾烈な市場競争を生き残れるのはほんの一握り。
消費者の心に届くことなく市場から姿を消す商品たちは、開発工程のどこで道を踏み外してしまうのか。
「一貫した開発体制」がヒットの鍵
商品が消費者の心をつかむために重要となるのが、コンセプトやネーミング、パッケージデザインなどのクリエイティブなアイデアだ。
数々の競合商品から抜きん出る斬新なコンセプトを開発し、そのコンセプトの有効性をスピーディに検証しながら、ネーミングやパッケージデザイン開発によって商品を具現化していく。
その際、開発にたずさわる全員が商品のイメージを共有してブレることなく作業にあたらなければ、各工程でどんなに素晴らしいアイデアができたとしても魅力的な商品にはなれない。
しかし、いくつにも別れたこの一連の工程で、それを実際に行える企業はわずかである。
ここに商品開発の大きな落とし穴があるという。
すべてのはじまりは「インサイト」から
そもそも新しい商品を考え始めるには、いま消費者が求めているものを知る必要がある。
しかし、多くの企業が様々な商品・サービスを提供している現代では消費者のニーズの大部分が充たされていて、消費者に欲しいものを尋ねてもヒット商品のヒントは出てこない。
それを見つけ出すには、消費者に欲しいものをきくのではなく、本人すら気づいていない隠れた真の欲求=「インサイト」を起点に見つけ出さなければならない。
精鋭チームが開発を徹底サポート
この、消費者インサイトの抽出からコンセプト開発、ネーミングやロゴ/パッケージデザインといったクリエイティブアイデアの開発までをブレることなく一貫して行えるのが商品開発支援プログラム「DeVil Insight」だ。
日本発でグローバルに展開するブランディングエージェンシー、ブラビス・インターナショナルと、日本のインサイトリサーチをリードし続けてきたデコムの精鋭がチームを組むことで、インサイトを発見する安定したリサーチと既成概念を打破するコンセプト開発、ネーミング、ロゴ/パッケージデザイン、キャッチコピーなどの多彩なクリエイティブアイデアをワンストップで提供する体制が実現した。
さらに、中国・タイ・韓国をはじめ、日本国外の拠点を活用したグローバルなサービス展開も対応が可能。
商品開発支援プログラム「DeVil Insight」の概要
<支援プロセスの概要>
1.Opportunity(市場機会の特定)
トレンド収集、エスノグラフィーなどのリサーチと、既成概念を破る独自セッションで、市場における新たなビジネス機会の抽出と評価、インサイトを深堀する領域を特定する。
2.Insight(インサイトリサーチ)
心理学、文化人類学、統計学の理論をベースに独自開発し、10年以上の実績があるリサーチ手法を用いて、人を動かす隠れた心理「インサイト」を発見する。
3.Ideation(アイデア開発)
貴社、ブラビス社、デコム社によるワークショップで、市場機会とインサイトを捉えたプロダクト、サービスを生み出すためのアイデア開発を行う。
4. Visualization(PACKCEPT™開発)
40人以上のデザイナー、ブランドコンサルタント、コピーライターがコンセプト、ネーミング、キャッチコピー、パッケージデザインのアイデアを融合させ、PACKCEPT™を開発する。
5.Test(アイデア検証)
定量、定性双方の調査を通じて、開発されたインサイト、アイデアの評価をおこない、市場性の統計的な検証とアイデアのブラッシュアップを行う。
6. Finalization(最終デザイン化)
類似商標調査を経てネーミング案を決定し、アイデア検証調査の結果に基づいて、デザインを最終化し、入稿する。
株式会社ブラビス・インターナショナルについて
「アイデアで心を動かし、ブランドで行動を起こさせる」ことがブランディングであるという考えのもと、1996年に創業したブランディングエージェンシー。
在籍する106名のスタッフ(デザイナー86名、コンサルタント20名)の中から50名を擁するチームを結成し、総力を決して1つのプロジェクトに取り組む。
アナリスト、ブランドコンサルタント、コピーライター、webディレクター、デザイナーがコンセプト開発段階から一丸となり、商品開発、マーケティングコンサルテーション、クリエイティブ開発、インナーブランディングを実施することで、課題の本質を突く戦略的ソリューションと豊かなクリエイティブ力の融合した消費者の心に響くアウトプットを提供する。
アジアを中心に世界7カ国にオフィスを有し、グローバルな対応ができることも特徴の一つ。
代表は2006年から2014年まで公益社団法人日本パッケージデザイン協会理事長を務め、2015年には東京2020エンブレム委員として東京オリンピック・パラリンピックの大会エンブレムの選考に携わった。
代表者:代表取締役 フミ・ササダ
住所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町10-10
株式会社デコムについて
デコムは、深層心理を科学し人の本質に向き合うリサーチラボ。
2004年の創業以来、業種を超えた実績は600件以上。
2006年には国内初となる専門書を執筆し、海外でも翻訳されるなど、常に日本のインサイトリサーチをリードし続けてきた。
デコムがアイデア開発に用いるのは、心理学、文化人類学、統計学の理論をベースに独自開発した科学的な手法だ。
目の前のデータから本質を見抜き、インサイトからユーザーの心を捉えたアイデアを開発する。
それがデコム最大の個性であり、強みでもある。
URL:http://decom.org
代表者:代表取締役 大松孝弘
住所:〒141-0022 東京都品川区東五反田5-25-16HF五反田ビル5階
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