GMOインターネットグループのGMOアドパートナーズ株式会社の連結会社で、総合インターネット広告代理事業を展開するGMO NIKKO株式会社(代表取締役社長:橋口 誠)と、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ株式会社(代表取締役社長 細川 慎一)は7月23日(月)、GMO NIKKOのDMP(※1)サービス「GMO MARS DMP」と、GMOリサーチが保有するパネル(※2)を連携させたサービスとして、Web広告によるユーザーの態度変容を可視化する「GMO MARS SCOPE(マーズスコープ)」を提供開始したことを発表した。
~リサーチパネルとの連携で、ユーザーの声を広告クリエイティブに反映可能に~
本サービスを利用することで、GMOリサーチのパネル会員(ユーザー)にWeb広告を配信した後、当該ユーザーにアンケートを実施できるため、『広告接触の有無による好感度や購入意向の違い』を把握したり、『効果的な広告クリエイティブ』を分析したりすることが可能になる。
(※1)
DMPとは、データ マネジメント プラットフォーム(Data Management Platform)の略称で、様々なデータを取り込み、それを一元管理・分析して様々なチャネルのコミュニケーションに活用するためのツール。
(※2)
パネルとは、モニターの集合体。モニターとは、アンケート協力の承諾を得ている会員一人ひとりのこと。
「GMO MARS SCOPE」について
GMO NIKKOが提供する「GMO MARS DMP」は、企業が保有する各種マーケティングデータやWeb行動データを統合・分析し、Web広告やメール配信など、ユーザーとの様々なコミュニケーションに活用することができるプラットフォーム。
今回、「GMO MARS DMP」と、GMOリサーチが保有するパネルを連携させることで、Web広告を配信したパネルユーザーへアンケート調査を実施し、広告によるユーザーの態度変容を可視化できる「GMO MARS SCOPE」を提供開始した。
なお、一般的にこのようなユーザー調査は数百万円のコストがかかることが多いが、「GMO MARS SCOPE」は月額30万円から(税抜、広告配信費用は除く)という低価格で提供するということだ。
「GMO MARS SCOPE」でできること
セグメントごとの態度変容を分析し、広告配信の『次の一手』に活用
「GMO MARS SCOPE」では、ランダムサンプリングしたパネルユーザーに広告を配信した後、当該ユーザーにアンケート調査を実施することが可能。
調査データを基に以下のような観点で分析を行うことで、広告配信やマーケティング施策の『次の一手』に活用することができる。
分析例
・「広告へ接触したユーザーと接触しなかったユーザーでは、好感度に差異はあるのか?」
・「広告へ接触し、Webサイトに訪問するに至ったユーザーの購入意向度は他と比べて高いのか?」
A/Bテストで効果的な広告クリエイティブを分析
パネルユーザーに対して2通りの広告クリエイティブを配信し、「画像A/Bどちらが印象に残ったか」といった調査を行うことも可能。
これにより、バナー広告や動画広告について『意識や感情面に働きかける広告クリエイティブはどれか』を分析し、ユーザーの態度変容に効果の高い広告クリエイティブを検証することができる。
「GMO MARS SCOPE」の利用事例
「GMO MARS SCOPE」のサービス提供に先立ち、オイシックス・ラ・大地株式会社(代表取締役社長:高島 宏平)が提供する、20分で作れる主菜と副菜のレシピと食材を宅配するミールキットサービス「KitOisix」において、本サービスが利用されている。
まずは、30~40代女性800名を対象にWeb広告を配信し、当該ユーザーにアンケート調査を実施。
その集計結果を元に「アド論」が独自の視点で分析し、以下の通り記事化した。
オイシックス・ラ・大地株式会社 ミールキットサービス「KitOisix」事例
URL:https://ad-ron.jp/?p=14172
GMO NIKKOとGMOリサーチは、今後も様々な企業で「GMO MARS SCOPE」を活用した調査を行い、その分析結果を記事としてアップしていくとしている。
GMO NIKKO株式会社について
GMO NIKKOは、デジタルマーケティングを強みとし、検索連動型広告、ディスプレイ広告、ソーシャルメディア広告といった運用型広告を中心に、課題解決につながるマーケティング施策を提供している。
また、「GMO MARS(正式名称:GMO MARKETING SUITE)」という統一ブランドのもと、マーケティングソリューションサービスをシリーズ展開している。
GMOリサーチ株式会社について
GMOリサーチは、「想いを、世界に」をフィロソフィーに掲げ、企業と生活者の関係の再構築を実現する、新しいマーケティング・ソリューション・プラットフォームを普及させる事業を展開している。
質の高いDIY型(セルフ型)リサーチを効率的に実施できるインターネットリサーチプラットフォーム「GMO Market Observer(マーケットオブザーバー)」と、アジア13ヶ国で2,026万人を超える消費者にインターネットリサーチが可能な「ASIA Cloud Panel(アジアクラウドパネル)」のネットワークを活用し、アジアの生活者の生の声を収集する調査を多数行っている。
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