Fintechの先端企業であるAlpacaJapan株式会社(本社:千代田区内神田1-12-5 代表取締役CEO:四元盛文)は9月21日(金)、三菱UFJ銀行、SMBCベンチャーキャピタル4号投資事業有限責任組合、イノベーティブ・ベンチャー投資事業有限責任組合(共同無限責任組合員はNECキャピタルソリューション株式会社とSMBCベンチャーキャピタル株式会社)、価値共創ベンチャー有限責任事業組合(共同事業組合員はNECキャピタルソリューション株式会社と株式会社ベンチャーラボインベストメント)、D4V投資事業有限責任組合(Genuine StartupsとIDEOの合弁ベンチャーキャピタル)、アーキタイプベンチャーファンド投資事業有限責任組合、その他複数の個人投資家を引受先とした優先株発行による総額約6.5億円のシリーズA調達および日本政策金融公庫から1億円の資本性ローン調達(総額約7.5億円調達)を実施したことを発表した。
総額約7.5億円の資金調達を実施
AlpacaJapan社によると、Global Capital MarketにおけるAI ソリューション事業とデータベース技術の更なる研究開発、ならびに「AlpacaForecast」、「AlpacaRadar(新規プロジェクト)」、今年5月末にBloombergとの協業により実現した「AI Prediction Matrix」のさらなるプロダクト開発を目的とし、積極的に人材の採用を展開していくことはもちろんのことながら、国内のみならず海外の金融機関・事業会社とも積極的にAIソリューション事業(データサイエンスと人とのコラボレーション)を展開していくということだ。
Alpacaは経済産業省が主催する日本のスタートアップ企業支援事業J-Startupの1社に、本年認定されている。
今回、Alpacaに出資した4社からコメント(三菱UFJ銀行については三菱UFJ銀行からホームページ上に掲載されている新着情報「お知らせ」を参照)が発表された。
株式会社三菱UFJ銀行
http://www.bk.mufg.jp/info/pdf/20180921_AlpacaJapan.pdf
NECキャピタルソリューション株式会社
ベンチャーファンド部長 國枝 和雄氏
「2014年に出会った当時、Alpacaは既にディープラーニングとデータベース技術を高度に融合した稀有な存在でした。その後、多くの企業がAI活用を模索している中、Alpacaは金融フィールドでの試行錯誤と議論を粘り強く重ね、金融プロが業務ツールとして採用するレベルに技術を結実された事は、すばらしい成果であると思います。今後も、Alpacaには、AIを社会実装するグローバルリーダーとしての活躍に期待しています。」
D4V
ポートフォリオマネージャー 井上 加奈子氏
「テクノロジーの活用により従来の金融機関の役割が変異し、金融業界も大きな変革の時期を迎えています。Alpacaは、運用の世界にAIを導入するというエキサイティングなチャレンジを通じてその変革の一端を担っており、Creative Leaderとして日本の金融業界に大きなインパクトをもたらしてくれると期待しています。」
アーキタイプベンチャーズ株式会社
取締役パートナー 福井 俊平氏
「Alpacaとは、Finance領域での挑戦を初期の頃より近くでご支援させて頂いておりますが、その変化率と成長率には常に驚かされています。高度なテクノロジーの活用による業界課題の解決とそれを成立させるビジネス構築力を武器に、今後更に大きく成長するAlpacaにとても期待しています。」
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