経営管理SaaS「DIGGLE」は10月29日(月)、既存株主である500 Startups Japan、Draper Nexusに加え、 Archetype Ventures、UB Ventures、株式会社HDEよりJ-KISS型新株予約権方式による総額150,000千円の資金調達を実施したことを発表した。
刷新されたUIとAPIをリリース
投資元であるUB Venturesの親会社ユーザベースが提供するSPEEDAなどのサービスとも親和性が高いため、今後の事業提携の可能性も含めて模索していくということだ。
UB Ventures岩澤氏からのコメント
「DIGGLEの提供する予実管理業務の領域は、企業システムのクラウド化が進む中、未だにエクセルユーザーが多く「負」が残っていると感じていました。自分自身のSPEEDAの海外展開時の原体験からも、絶対に支援したいサービスです。今後、出資の枠だけにとどまらず、思いを共にするチームとしてDIGGLEの事業立ち上げに貢献していきます。」
顧客情報管理セールスフォース・ドットコム、クラウド会計ソフトfreeeとの自動連携をリリース
今回の資金調達により、人材の採用および開発を強化していく。その一環として、DIGGLEの1,000社を超える登録ユーザーからのフィードバックをもとに、9月末に更に高度な分析機能を実装したUI(ユーザーインターフェース)へと刷新した。このアップデートにより、科目別予算の消化状況や数値乖離の原因分析が可能になった。また、かねてより要望の多かった他システムとの連携第一弾として、顧客情報管理セールスフォース・ドットコム、クラウド会計ソフトfreeeとの自動連携もリリースした。
今後も、予実管理業務に欠かせない見通し管理機能やコメント機能、組織間の予算合意機能などを順次リリースしていく予定。
DIGGLEでは、社内の数値を元に的確な経営判断ができる環境を作るべく、これからも開発を進めていくということだ。
会社概要
名称 DIGGLE株式会社
URL diggle.jp
所在地 東京都港区南青山1-2-6 ラティス青山スクエア2階
代表者 代表取締役社長 山本清貴
設立年月日 2016年6月
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