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リターゲティングサービスをグローバル展開するRTB House社、AIマーケティングラボ発のイノベーション第一弾を公開

ディープラーニング(深層学習)に基づいた最先端のリターゲティングサービスをグローバル展開するRTB House(本社:ワルシャワ、社長:ロバート・ディチコフスキー)は2019年1月9日(水)、2018年5月に初期年間投資500万米ドルを基に開設した新リサーチ部門、AIマーケティングラボで開発された初のマーテック(マーケティング活動にITを活用すること)イノベーションの初期テストを開始することを発表した。

AIマーケティングラボ発のイノベーション第一弾を公開

新サービスは、RTB Houseの提携企業の一部において、2019年の第1四半期から試験的に始まり、2019年中に提携企業に提供される予定。

RTB Houseのサービスは現在、アディダス、ホテルズドットコム、ニューバランス、トリバゴ、セフォラ、ウォルマートなど、約70ヶ国、1500以上の企業に利用されている。

AIマーケティングラボによって開発されたサービスは、ディープラーニングに基づいた同社のリターゲティング広告テクノロジーと統合され、既存のサービスが強化される予定。

ディープラーニングは深層学習とも呼ばれ、高度のデータの抽象化をモデルとした機械学習の分野のうちの一つ。

人間の脳のデータ処理の仕方や、事象をパターン化して意思決定をする方法を模している。

今回、AIマーケティングラボによって開発されたイノベーションは以下の3つになる。

ソーシャルバナー:ソーシャルバナーは顧客一人一人にカスタマイズされた広告を表示することで、ユーザーエクスペリエンスと商品レコメンドを向上させる機能。ゲーミフィケーション機能を採用し、バナー上の商品に対し、顧客が「いいね!」することができるようになる。情報提供に事前同意を得た顧客からのフィードバックに基づき、顧客によりお気に入りの商品として選択されたものに関連性の高い商品が、その後におすすめとして表示されるようになる。好きではない商品とされたものは表示されない。このようなインタラクティブな機能は、ラジオ型音楽ストリーミングサービス「パンドラ」などのウェブサービス、ソーシャルメディア、オンラインゲームで需要が高いことが既に判明している。顧客によって提供されたソーシャルバナーの情報は、ユーザーエクスペリエンスの向上と、商品レコメンド全般の精度向上のために、人工知能によって抽象化された情報として扱われ、パーソナライズ化とパフォーマンスを強化する。

RTB House スニペット:RTB House スニペットは、RTB Houseが培ったインサイトを基に、効果的、そしてブランドガイドラインに沿ったクリエイティブの作成を可能にし、これまでの広告業界では困難とされてきたパーソナライズドコンテンツにも対応可能となっている。クライアントは必要フォーマットに該当するクリエイティブをダウンロードし、必要なメタタグ等を挿入すると、RTB House以外の様々なオンラインチャネルの広告キャンペーンでRTB Houseのクリエイティブを使用することが可能となる。5年間に渡りリターゲティング広告を展開してきた経験を基に、RTB Houseは魅力的かつ効果的なダイナミック広告を開発した。新しいスニペットは、クライアントが必要としているトラフィックの効率的な獲得、一貫性のあるブランドキャンペーンの運用、そしてターゲット層に関するインサイトを得ることが可能となる。

レコメンドフル・ページ:顧客の過去の行動と嗜好に基づき、顧客それぞれの好みに沿った商品一覧を表示し、商品ページへリダイレクトされる前に、専用のランディングページでさらにおすすめ商品を紹介できるようになる。カスタマイズされたレコメンドフル・ページでは、一般的な商品情報を提供する他のプラットフォームとは異なり、顧客の好みに合った商品が厳選して表示されるため、顧客の目に留まり、行動を促しやすくなる。また、リアルタイムかつダイナミックなキャンペーンをランディングページの来訪者に表示することにより、商品のクリックを促すことも可能となる。

RTB House APACマネージングディレクターのヤコブ・ラタイチャックは次のように述べている。

「当社では提携企業からのニーズに関するフィードバックに基づき、今回発表された3つのAIマーケティングラボイノベーションの開発・サービス開始を最優先しました。当社の提携企業の中には、パーソナライズ化された顧客の興味を引くような広告の表示、そして顧客が思わずクリックしたくなるようなダイナミックで高品質なクリエイティブを広範囲なマーケティングチャネルで展開したいというニーズがありました。当社のAIマーケティングラボでの開発プロジェクトが、リターゲティング広告テクノロジーの効率性を高めるだけでなく、アドテクノロジーと業界革命をリードすると確信しています。」

RTB Houseのサービスを通じて広告主は、ユーザーの検索、閲覧、そして購買行動に応じて高レベルにパーソナライズ化された広告を、デバイスを問わず瞬時に展開することができ、売り上げ・コンバージョン率の向上を図ることができる。

人工知能による深層学習によって運用されているRTB Houseのリターゲティングプラットフォームは現在、毎秒200万件のリクエスト、毎月100億回の広告表示と毎日500万回のクリックを処理しているとのことだ。

RTB Houseについて

RTB Houseはポーランド・ワルシャワに本社を置き、最先端のリターゲティングテクノロジーを世界のトップブランドに提供している。

RTB Houseはディープラーニング(深層学習)に基づいた独自開発の広告入札エンジンを用いて、広告主の短期・中期・そして長期の目標達成をサポートしている。

2012年の創業以来、RTB Houseはヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋、ラテンアメリカなど70カ国以上の1500を超える提携企業にサービスを提供、400人以上のプロフェッショナルで構成されるチームは日々拡大している。

2018年には日本に進出したほか、深層学習をアルゴリズム全てに展開、新しいマーテックソリューションを発明・開発する環境づくりのためAIマーケティングラボを開設した。

詳細は www.rtbhouse.comを参照。

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