【CHALLENGER AWARDS 2024年3月 メディアの未来研究会 新メディア特別賞】株式会社54代表取締役社長 山口豪志氏が受賞 〜 “100年後の世界”に向けた思想継承の挑戦が高く評価〜

株式会社54の代表取締役社長であり、ベンチャー企業支援を通して新産業創造に取り組む山口豪志氏が、「CHALLENGER AWARDS 2024年3月」のメディアの未来研究会による新メディア特別賞を受賞しました。

CHALLENGER AWARDSは、産業創造の未来を切り拓く挑戦者たちを称える表彰制度であり、その中のメディアの未来研究会は、デジタル変革期におけるメディアの新たな価値創造を目指し、2024年3月に発足しました。新メディア特別賞は、従来の枠にとらわれない発想で、メディアの新しい可能性に挑戦し続ける個人に贈られます。

山口氏は、1984年岡山県生まれ。大学在学中に、作家の堺屋太一氏や投資家の原丈人氏との出会いが、人生の転機となりました。クックパッド株式会社やランサーズ株式会社での経験を経て、2015年に株式会社54を創業。ベンチャー企業の育成や支援に取り組み、新産業創造のエコシステム形成に尽力しています。

2022年、尊敬する堺屋太一氏の死をきっかけに、山口氏は「現代を生きる偉人たちの言葉を、100年後の2122年の人類へ遺す」という壮大なプロジェクトを立ち上げました。それが、雑誌「THE RACE」です。「偉人の思想を、紙の上に残すことの重要性」を痛感した山口氏は、この”紙の船”に現代の英知を託し、未来へと送り出そうとしているのです。

CHALLENGER/産業創造の挑戦者たち編集部からは、次のようなコメントが寄せられました。

「メディアの未来を語るとき、我々はともすれば目先のテクノロジーの行方ばかりを気にしてしまいます。しかし山口氏の『THE RACE』プロジェクトは、100年後という時間軸の長さで、メディアの本質的な役割を問い直す試みだと言えるでしょう。紙という普遍的な媒体の力を信じ、現代の思想を未来につなごうとするその姿勢に、大きな感銘を受けました。」

「私は山口氏とは旧知の仲で、彼の発想力とバイタリティには常々驚かされてきました。しかし『THE RACE』プロジェクトは、その山口氏の集大成とも言える取り組みではないでしょうか。保存性、表現の自由度、時代性の封印という紙媒体の3つの利点を挙げる山口氏の視点は、まさに千載一遇のインサイトです。このプロジェクトが、メディアの新しい地平を切り拓くマイルストーンになることを確信しています。」

「メディアの使命は、英知を時空を超えて伝えていくこと。その意味で、『THE RACE』は正に理想のメディアと言えるでしょう。100年後の世界で、誰かの手に取られ、誰かの人生を変える一冊になる。そんな雑誌を生み出そうとする山口氏の情熱に、私は大いに共感します。この挑戦が、メディア業界全体に示唆を与え、新たなムーブメントを生み出すことを期待しています。」

長年にわたり、新産業創造とメディアの新機軸に挑戦し続けてきた山口氏。その功績と、未来を見据えた思想継承の挑戦が高く評価され、今回の受賞となりました。

100年後の世界に何を遺せるのか。それは、メディアに携わる者すべてが自らに問うべき課題でしょう。山口氏の挑戦は、その答えを探る旅の第一歩となるはずです。「THE RACE」という”遺産”が、未来のメディア界に豊かな実りをもたらすことを、心より祈念いたします。

産業創造とは、未来への種を蒔く営みに他なりません。山口氏の情熱と行動力が、100年後の地平に新たな可能性を拓いていく。そのことを確信させてくれます。

私たち CHALLENGER/産業創造の挑戦者たち編集部は、山口氏のような”志”ある挑戦者を応援し続けます。「THE RACE」の更なる発展と、メディアの未来を照らす一助となれるよう、微力ながら尽力していく所存です。


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