感性を解析する人工知能を開発する慶大発ベンチャーSENSY株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡辺 祐樹)は、インターネットを活用したマーケティングソリューションを提案する株式会社エイジア(本社:東京都品川区、代表取締役:美濃 和男、東証一部上場:証券コード2352、以下 エイジア社)と業務提携を行うと発表した。
3月5日よりエイジア社は「SENSY」連携専用のメールマーケティングシステム「WEBCAS e-mail for SENSY」を販売するとともに、両社は共同でキャンペーンを開始するということだ。
背景
SENSY社は、自然言語処理、画像解析技術などを組合せ、ディープラーニング技術で一人ひとりの感性を個別に解析するパーソナル人工知能「SENSY」を開発している。
この技術を活用して複数のサービスを展開している中、マーケティングの分野においては、商品やコンテンツなどを一人ひとりに合わせて個別に作成するダイレクトメール「パーソナライズDM」などのサービスを提供してきた。
一方、エイジア社は、メールを中心とした多様なコミュニケーションチャネルを活用したマーケティングコミュニケーションシステム「WEBCAS」シリーズを提供している。
今後は、より多様化・複雑化する顧客のニーズに精度の高いOne to Oneコミュニケーションで対応する「AIを活用したクロスチャネル対応マーケティングプラットフォーム」への発展を目指し、システム強化を進めていくという。
今回SENSY社とエイジア社は、両社のサービスを連携し双方の顧客に提供するとともに、両社サービスの更なる付加価値向上を目指して共同で研究開発を行うため、業務提携契約を締結した。
業務提携の概要
(1)両社ソリューションの連携および販売両社はパーソナル人工知能「SENSY」とメールマーケティングシステム「WEBCAS e-mail」を連携し、「ユーザー一人ひとりの感性に合わせて最適化したメールコンテンツ」が配信できるソリューションを顧客企業に提供。
またエイジア社は、「SENSY」連携専用のメールマーケティングシステム「WEBCAS e-mail for SENSY」を3月5日より販売開始する。
(2)パーソナル人工知能「SENSY」を活用してメールマーケティングの精度を高めるための共同研究・開発
今後について
今後両社は、「人工知能による施策のパーソナライズ化」を、メールだけではなくLINEやDMなどの複数チャネルを柔軟に組み合わせて実行できるマーケティングプラットフォームの構築を目指し、共同で研究開発を進めていくとしている。
新規申込みキャンペーンについて
本業務提携を記念したキャンペーンが実施されている。
【キャンペーン内容】
内容:「SENSY」および「WEBCAS e-mail for SENSY」の月額基本利用料3か月分50%OFF
対象:新規で「SENSY」および「WEBCAS e-mail for SENSY」を申込みしたユーザー
申込期間:2018年3月1日~6月末日
SENSYへの問い合わせ
https://sensy.ai/inquiry
※キャンペーンの利用には両社との契約が必要。
「WEBCAS for SENSY」の導入については株式会社エイジアに直接問い合わせ
https://www6.webcas.net/form/pub/azia/sensy
会社概要
【株式会社エイジア】
社名:株式会社エイジア
所在地:東京都品川区西五反田7-20-9 KDX西五反田ビル4F
代表者:代表取締役 美濃 和男
事業内容:CRMアプリケーションソフト「WEBCAS」シリーズの開発・販売、ウェブサイトおよび企業業務システムの受託開発、ウェブコンテンツの企画・制作
上場証券取引所:東証一部(証券コード:2352)
設立:1995年4月
【SENSY株式会社 会社概要】
社名:SENSY株式会社
所在地:東京都渋谷区神南1-12-16アジアビル5F
代表者:代表取締役CEO 渡辺祐樹
事業内容:人工知能開発事業
資本金:10億3,953万円 (資本剰余金含む)
設立:2011年11月
SENSYとは
SENSY社が開発するパーソナル人工知能「SENSY」は、自然言語処理、画像解析技術などを組み合わせ、一人ひとりの感性を個別に解析するディープラーニング技術。
この独自技術を活用し、ファッションから食品、美容・健康食品、旅行などライフスタイル領域で幅広く、マーケティングや需要予測、レコメンドエンジン、接客エンジンなどを提供している。
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