マーケティング領域に特化したシステム開発とプラットフォーム提供を行う株式会社EVERRISEが運営している運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」において、ETLツールのように、多数媒体から取得したデータをアドレポ利用企業のシステム内へ直接出力できる、新プラン「プラットフォームプラン」の提供が開始される。
「アドレポ」とは
【広告レポート作成を自動化するクラウドサービス】
アドレポは多くの企業の課題となっているレポート作成業務を削減するためのツールとして開発された。
API連携によって様々な広告媒体のデータをアドレポ内に集約し、広告配信結果レポートをExcel形式で自動出力できる。
作成したレポートはメール送信やダウンロードして使用することが可能。
新プラン「プラットフォームプラン」の提供内容
本プランではアドレポのデータ収集機能をより効率的に活用できる。
利用企業が持つ媒体ごとのアカウント情報をアドレポへ登録し、アドレポがAPI連携等によって収集する各種媒体の広告配信結果や解析データを、利用企業内のシステムやデータベースへ直接出力して自由に使用することが可能。
これまでは主にレポートツールとして広告代理店が利用していたアドレポだが、媒体からのデータ自動取得機能を活かし、ETL(Extract / Transform / Load)ツールとしてより多くの企業に幅広い用途で導入できるよう、本プランの開始に至ったということだ。
プラットフォーマーやサービス事業社のように、自社マーケティングサービスなどで広告配信結果や他社媒体のデータを利用している場合、そのデータ収集エンジンとしてアドレポを使用することが可能だ。
年内に200種類のマーケティング媒体との連携を計画
データ取得対象になるのは広告プラットフォームに限らず、多岐にわたるマーケティング媒体・サービスを想定しており、EVERRISEでは2018年内に200媒体の追加を目指して開発が進められている。
プラットフォームプランの利用に向いている企業
・広告配信結果データなどを扱う自社サービスを持っている事業社
・自社で開発したマーケティング解析ツールなどを利用の企業
提供開始時期
2018年4月予定
サービス概要
サービス名:アドレポ
利用料金:初月・初期費用無料、月額5万円から利用可能
・連携サービス一覧
Google AdWords / Yahoo!ディスプレイアドネットワーク / スポンサードサーチ / Twitter / Facebook / DoubleClick Bid Manager / ScaleOut / FreakOut / Bypass / i-mobile / MicroAd BLADE / Logicad / nend / Google Analytics / LINE Ads Platform / Criteo / The Trade Desk / Google BigQuery / ADMATRIX DSP / AdCent / アドエビス
導入事例
・株式会社イオレ
導入前と比べてレポート作成時間が三分の一まで削減
https://ad-repo.com/voice/eole
・株式会社セプテーニ
広告データを見える化し、分析に活用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000013249.html
・株式会社IDOM
BigQuery連携を活用し、アナリストのデータ収集・加工作業の工数を削減
https://ad-repo.com/voice/idom
EVERRISEは「テクノロジーでマーケティングを進化させる」というミッションを掲げ、これからも「アドレポ」をはじめとしたツールの開発・運営等により、課題を解決していくとのことだ。
EVERRISE(エバーライズ)について
同社は、広告代理店やインターネットでマーケティングを行う企業に対して、デジタルマーケティングに関する技術をソフトウェアや情報システム等の形で提供している。
この分野は高度な技術を必要とし、対応できる企業が国内でも限られている。
同社は、こうした数少ないマーケティングITに関するリーディングカンパニーだ。
会社名 : 株式会社EVERRISE(エバーライズ)
代表者 : 代表取締役 倉田宏昌
所在地 : 〒106-0032 東京都港区六本木4-11-13 ランディック六本木ビル3F
設立 : 2006年7月
事業内容 : マーケティングテクノロジー開発、アドプラットフォーム開発
URL : https://www.ever-rise.co.jp/
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