教育・研修の分野においてヴァーチャルリアリティを活用したシステム・コンテンツの開発を行う、株式会社エドガ(東京都江戸川区 代表取締役:米本 大河)は7月24日(火)、VR技術を用いたベンチャー企業を支援するTokyo XR Startups株式会社(東京都中央区 代表取締役社長:国光 宏尚)、起業家の支援を行うブレイクポイント株式会社(東京都中央区 代表取締役:若山 泰親)、企業向け人材育成支援のトレノケート株式会社(東京都新宿区 代表取締役社長:小澤 隆)、VRクリエイティブプラットフォームを提供する株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区 代表取締役:山口 征浩)の4社から、総額1500万円の資金調達を完了したことを発表した。
4社から総額1500万円の資金調達を完了
VRラーニングで、社会に求められる人財をより多く育成する
2030年には日本で約820万人の労働人口が不足(※1)すると予想されている。
その解決策として、特に大量のデータ処理やルーティン化された作業をAIやロボットに置き換える取り組みが活発化している。
他方、単純労働から解放された人間は、クリエイティブな業務や顧客の感情を汲み取り柔軟なサービスを提供することに専念できるようになり、企業における人財(※2)育成がより重要視されていくと考えられる。
その人財育成の領域において、擬似的な「体験」を伴うVRラーニングは、座学研修やeラーニングと比較しても同時に多くの人が場所に囚われず、実際の現場に近い環境が再現された中で効果的に学習をすることが可能だ。
特に高い水準でのサービスが求められる営業・接客業における質の均一化・向上のための研修では高い効果が期待される。
さらに、エドガはVRラーニングの未来に個人にあわせた学習ソリューションの提案を視野に入れる。
その足がかりとして、仮想空間における体験者のリアクションを計測・数値化するサービスの実現を目指すという。
これにより、個人の特性にあわせた教育・研修コンテンツの提供や人材の適材適所を見極める指標に用いるなど、個人の能力開発・向上のための活用が可能になる。
エドガ社は今回の資金調達により、コア事業であるVR技術を活用した教育・研修のシステム・コンテンツ開発体制を強化し、人材育成の現場におけるイノベーションを加速させるとしている。
さらに、日本社会の教育・研修分野へのVRラーニング導入を促進し、効率的かつ効果的な人財育成や社会における人財活用を支援していくということだ。
※1
出展:国立社会保障・人口問題研究所の「2030年までの就業者の推計」による
参照:日経新聞 2014/1/28
https://www.nikkei.com/article/DGXNASGC27019_X20C14A1MM8000/
※2
エドガでは、今後の社会に求められる「人」というのは社会における財産である、という意味を込め、あえて「人財」という表現を用いている。
Tokyo XR Startups株式会社 会社概要
社名 :Tokyo XR Startups株式会社
設立 :2015年12月1日
代表取締役社長:國光 宏尚(株式会社gumi代表取締役社長)
事業内容 :VR・AR・MRなどXR 領域のスタートアップに対し、資金提供やワーキングスペースの貸与、バックオフィスサポート等の支援を行うインキュベーションプログラムを運営
本社所在地 :東京都中央区日本橋箱崎町 1-2 FtF ビル2F
ブレイクポイント株式会社 会社概要
社名 :ブレイクポイント株式会社
設立 :2004年3月29日
代表取締役:若山 泰親
事業内容 :起業支援、インキュベーション事業
本社所在地:東京都中央区日本橋中洲1番11号
株式会社Psychic VR Lab 会社概要
社名 :株式会社Psychic VR Lab
設立 :2016年5月
代表取締役:山口 征浩
事業内容 :VRクリエイティブプラットフォーム開発・提供
本社所在地:東京都新宿区新宿1-34-2 MORIAURA 2F
トレノケート株式会社 会社概要
社名 :トレノケート株式会社
設立 :1995年12月6日
代表取締役社長:小澤 隆
事業内容 :IT 技術教育、ビジネススキル教育を中心とした人材育成業務
本社所在地 :東京都新宿区西新宿6丁目8番1号
住友不動産新宿オークタワー19~20階
株式会社エドガ 会社概要
社名 :株式会社 エドガ
設立 :2013年11月13日
社名変更 :2016年9月6日
代表取締役:米本大河
事業内容 :企業向けのVRコンテンツ製作・導入支援、VRコンテンツ開発講習
本社所在地:東京都江戸川区南葛西1-2-7
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