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量子コンピュータハードウェア等を開発しているMDR社、約2億円の資金調達を実施

MDR株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:湊 雄一郎)は10月15日(月)、SBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉)が運営する「SBI AI&Blockchainファンド」(正式名称:SBI AI&Blockchain 投資事業有限責任組合)を通じて、約2億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。

量子コンピュータの研究開発およびクラウドシステムの構築を加速

背景

近年、高度情報化社会の到来により計算量が膨張し、スーパーコンピュータのような膨大な並列計算機の消費電力の増大や、既存半導体技術の微細化と計算能力の限界が指摘されており、新たなデータ処理設計基盤における計算機の需要が高まっている。

現在、米国のIT大手Google、Microsoft、IBM、中国の大手Alibaba、Baiduなどの各社は汎用量子コンピュータと呼ばれる新方式の計算機の開発に着手し開発競争が加熱している。

汎用量子コンピュータの実現により、新しい計算手法が確立されることで、これまで解けなかった問題が解けることが期待されている。

資金調達の目的

MDR社は現在量子コンピュータ向けのアプリケーション開発キットであるWildqat(https://github.com/mdrft/Wildqat)とBlueqat(https://github.com/mdrft/Blueqat)の二種類をリリースしており、国内のみならず海外を含む様々な企業や研究機関に活用されている。

今回の資金調達を通じて提供できるサービスを大幅に拡大し、上記アプリケーション開発キットと連動し、量子コンピュータをクラウドで活用できるサービスの開発と事業化を加速していくとのことだ。

また、超電導量子ビット型の汎用量子コンピュータの開発を進めることで既存計算機では計算できない多彩なアプリケーションを実現していくということだ。

MDR社の取り組み

MDR社は国内大手企業、国立大学法人、国立研究開発法人と共に、量子コンピュータハードウェア、ミドルウェア、アプリケーションを開発している。

直近では、文部科学省の平成30年度光・量子飛躍フラッグシッププログラムにおいて、量子情報処理(主に量子シミュレータ・量子コンピュータ)の超伝導量子コンピュータの研究開発に共同研究機関として採択された[1]。

株式会社三菱UFJ銀行とは量子コンピュータ利用の共同研究に関する契約を締結し、金融領域におけるアプリケーションの共同研究を行なっている[2]。

現在、金融、モビリティ、創薬といった分野におけるプロジェクトを進めており、今後は開発中の超電導量子ビット型の量子コンピュータ実機を同社のクラウドサービスやアプリケーション開発環境と統合すべく、さらなる研究開発を進めていくということだ。

参考URL

[1] 文部科学省の光・量子飛躍フラグシッププログラムの共同研究機関として採択された。

参考URL: http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/09/19/1409113_2_1.pdf

[2] 三菱UFJ銀行と量子コンピュータ利用の共同研究に関する契約を締結した。

参考URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000033764.html

会社概要

会社名 :MDR株式会社

代表者 :代表取締役 湊雄一郎

所在地 :〒113-0033 東京都文京区本郷2丁目40番14号

設立  :2008年12月12日

事業内容:量子コンピュータの研究開発

資本金 :1億3,000万円 (資本準備金94,986,050円)

URL  : https://mdrft.com/

リリース元

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