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AIを活用した医療画像診断支援技術のエルピクセル社、総額約30億円の資金調達を実施

エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:島原佑基)は10月29日(月)、オリンパス株式会社、富士フイルム株式会社、CYBERDYNE株式会社等を引受先とする第三者割当増資により、総額約30億円の資金調達を実施したことを発表した。

総額約30億円の資金調達を実施

資金調達により、同社が研究開発を進める、人工知能を活用した医療画像診断支援技術「EIRL(エイル)」を中心とする画像診断支援・画像解析ソフトウェア開発の加速、国内外での市場開拓ならびに販路構築、これらに伴う組織体制の強化等を進めていくとのことだ。

エルピクセル株式会社は、ライフサイエンス領域の画像解析ソフトウェア・システムに強みを持つ大学発ベンチャー企業として、医療画像診断支援技術の研究開発に注力してきた。

近年、CTやMRI、内視鏡などの医療機器の高度化に伴い、医療現場で取扱う医療画像のデータ量は急増している。

同社は、医療画像診断支援技術を提供することで、読影を行う医師をサポートし、見落としや誤診を防ぎ、効率的な医療の実現を目指している。

今後、法令ほか必要な手続きを経て、本技術が医療機器として使用できることを目指すとともに、新たに調達した資金によって、国内外の市場開拓及び販路拡大を進めていくとのことだ。

また、本技術の医療現場へのスムーズな導入とアフターケアの充実を見据え、いくつかの引受先企業と業務提携も進めていくということだ。

資金調達 参加事業会社昇順

・ オリンパス株式会社

・ CYBERDYNE株式会社

・ テクマトリックス株式会社

・ 富士フイルム株式会社

資金調達 参加ベンチャーキャピタル他昇順

・ SBIインベストメント株式会社

・ CEJキャピタル株式会社(CYBERDYNE株式会社子会社)

・ 株式会社ジャフコ

エルピクセル株式会社について

エルピクセル株式会社は、ライフサイエンス領域の画像解析に強みを持つ東京大学発のベンチャー企業。

医療・製薬・農業などのライフサイエンス領域に対して画像解析技術とりわけ人工知能技術を応用することで、高精度のソフトウエアを開発してきた。

現在、東京大学や国立がん研究センターをはじめ複数の医療機関と連携し、人工知能を活用した医療画像診断支援の研究開発を進めている。

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