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WACUL社、総額5.6億円のファイナンス実施およびリコー社との協業契約締結。中小企業のデジタルトランスフォーメーション加速へ

AIでデジタルマーケティングを変革する株式会社WACUL(本社:東京都千代田区 代表取締役CEO:大淵 亮平)は12月12日(水)、2018年11月30日までに、第三者割当増資および借入によって総額5.6億円を調達したことを発表した。

新たなパートナーとともに、「テクノロジーでビジネスの相棒を一人一人に」の実現を加速する

また、本ラウンドのリードインベスターである株式会社リコーと協業契約を締結した。


今回の調達により、WACULの掲げるビジョン「テクノロジーでビジネスの相棒を一人一人に」の実現にむけてさらに加速していくということだ。

3軸での事業強化により、中小企業の「ビジネスの相棒」を生み出す

SaaS型のWebマーケティング・ツール「AIアナリスト」を軸に、デジタルマーケティングの自動化を推進する株式会社WACULは、2018年11月30日までに、事業会社を中心とした5社および金融機関2行から総額5.6億円のファイナンスを実施した。


株式会社WACULはこれまで中小企業など”デジタル・マーケティングを活用したいが知見や時間が足りない”と感じている企業の方に、Webサイトでの顧客獲得を最大化するUI/UX改善提案を行う「AIアナリスト」を提供してきた。

本ラウンドを通じて「AIアナリスト」を軸としながら 

1.デジタル・マーケティングの自動化範囲の拡大

2.プラットフォームとなるべくケイパビリティの流動化

3.届け方の多様化 の3軸

で、WACULの掲げるビジョン「テクノロジーでビジネスの相棒を一人一人に」の実現にむけてさらに加速していくということだ。

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今回調達した資金で3つの軸での拡張を行う

また、リードインベスターである株式会社リコーと、リコー社とWACUL社の保有する中小企業向けソリューションおよび顧客リーチを活かして、日本の中小企業のデジタルトランスフォーメーションを共同で加速させるべく、協業契約を締結した。

また、株式会社マイナビおよびTIS株式会社の両社とも、今後各社の保有する顧客およびソリューションと、親和性の高いプロダクトの開発を共同で行うなどのかたちで協力しながら、中小企業へのデジタルトランスフォーメーションの推進に努めていくということだ。


今後、さらに多くソリューションパートナーとの提携を進め、ワンストップで様々なデジタルマーケティングのソリューションを、誰もが活用できるプラットフォームの提供を目指していくとのことだ。

リコー社とWACULは中堅・中小企業向けにWeb活用をワンストップで行える新規ソリューションを共同開発する

リコー社はこれまで中小企業の売り上げ拡大にPOP、チラシやダイレクトメールの社内政策や印刷の提案のほか、デジタルサイネージを活用した新しいコミュニケーションの提案をしている。


一方、WACULでは、人工知能がウェブサイトの分析と改善提案を自動で行うサービスを提供してきた。

これまでWebコンサルティング会社などに多額の費用を支払わなければできなかった、データに基づくサイト改善提案を行うツールを提供している。


今回、両社が協業契約にもとづく業務提携を行い、中堅・中小企業向けにホームページの企画から制作、改善案の提供や顧客アプローチの提案をするワンストップサービスを共同開発する。

WACULはビジョン実現のため、事業シナジーを見据えた調達を実施した

本ラウンドにおける第三者割当増資の引受先は、3軸での事業拡張に取り組む上でWACULに不足するケイパビリティを補填する各社で構成されている。

・株式会社リコー(*リードインベスター)

・株式会社マイナビ

・TIS株式会社

・みずほキャピタルが運営管理するみずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合

・個人投資家

また、これまで株式会社ジャフコが無限責任組合員として運営管理するジャフコSV4共有投資事業有限責任組合および株式会社電通イノベーションパートナーズが無限責任組合員として運営管理する電通デジタル投資事業有限責任組合などから出資を受けている。


「AIアナリスト」のこれまでの実績


昨今、多くの企業ではWeb行動データをGoogleアナリティクス等のアクセス解析ツールを用いて収集し、社内のWebマーケターやデータアナリストの手によって分析を行っている。

しかし現在、世界的にデータアナリストは不足しており、Web行動データを速く正確に分析し、そのうえで改善方針を導き、実際にPDCAをまわすことができる企業は限られている。

そのため、人材リソースの限られる中小企業を中心に、多くの企業でデジタルマーケティングへの取り組みが遅れている。


株式会社WACULの「AIアナリスト」は、そういったデジタルマーケティングへの取り組みの進んでいない企業でも、低コストでデジタルマーケティングを加速させられる月額課金型のSaaSツール。

「AIアナリスト」はGoogleアナリティクスのアクセス解析データと連携するだけで、その大量のデータを人工知能がくまなく分析し、サイトの課題を発見、課題ごとの改善方針の提案まで全て自動で行う。

これまで中小企業のように、Webマーケターやデータアナリストの採用が難しかった企業でも、「AIアナリスト」を活用することで、まるでWebマーケターを1人雇ったかのように、自社のWebサイトの改善を進められ、Webを通じた新たな顧客獲得が可能になる。

株式会社WACULの「AIアナリスト」は2015年4月のサービスイン以降、これまで着実な成果を積み上げてきた。

・ソリューションの提供開始から約3年半で25,000サイトに導入

・日本の広告宣伝費トップ100のうち40%が利用

・AIの提案するデジタルマーケティングの改善施策成功率73%

・改善に成功した施策のうち、60%が2倍以上改善

・自社メディアで「アクセス解析」などのビッグワードのGoogle検索1位を獲得

・グッドデザイン賞2017を受賞

・アメリカ・スティービー賞2016にて、3つのカテゴリーにてゴールド・シルバー・ブロンズを受賞


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25,000サイトの方に利用されている

会社Webサイト:https://wacul.co.jp/


「AIアナリスト」サービスサイト:https://wacul-ai.com/


自社メディア「AIアナリストブログ」:https://wacul-ai.com/blog/


株式会社WACUL 会社概要

<会社概要>


会社名: 株式会社WACUL(読み:ワカル) 


URL: https://wacul.co.jp/


所在地 :東京都千代田区神田小川町3-26-8 2F


代表取締役: 代表取締役CEO 大淵 亮平


事業内容 : AI(人工知能)によるデジタルマーケティングを変革する「AIアナリスト」などの企画・開発及び販売

<主要サービス>


人工知能でデジタルマーケティングを変革する「AIアナリスト」株式会社WACULが提供する、人工知能によるWebサイト分析・改善提案ツール。人工知能とGoogleアナリティクスを連携するだけで、人工知能がWebサイトのデータを集計し、改善提案を行う。Webコンサルティングなどに比べて費用は1/10以下ながら成果はより高いため、数多くの中小企業に支持されている。

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