開発者向けサービスの広報活動を支援する株式会社MOONGIFT(代表 中津川篤司)は2019年1月21日(月)、同年3月9日(土)に東京都日本橋にて「DevRelCon Tokyo 2019」を開催することを発表した。
キーノートはRubyのパパ、まつもとゆきひろ氏
DevRelCon Tokyoはロンドン、サンフランシスコ、中国でも開催されるグローバルな開発者向けマーケティングに関するカンファレンス。
DevRelについて
DevRelとはDeveloper Relationsの略で、自社サービスや製品を使ってくれる開発者との繋がりを強固にするマーケティング活動。
世界ではAppleやGoogle、Facebook、Amazon、Microsoft、IBMなど多数の企業が開発者向けイベントを行っていたり、世界各地でハンズオンやセミナー、開発者ミーティングを行っているとのことだ。
開発者に対しては広告によるアプローチが難しく、いかに開発者との接点を多く持ち続けるかが製品やサービスの発展に大きく関わってきている。
そのため、エヴァンジェリストやアドボケイトと呼ばれる方を雇用したり、ブログを使ったコンテンツマーケティング、開発者向けのカンファレンス、ソーシャルメディア、開発者サポート、YouTubeなどの動画を使ったウェビナーなど多数のアプローチを行っている。
グローバルな市場において、開発者が利用するSDK(ソフトウェア開発キット)、Web API、パッケージ、クラウド、IoTなどを提供する企業にとって、DevRelを行わない選択肢はなくなっている。
日本においてもクラウドベンダーをはじめとして、幾つかの企業がDevRelを開始しているが、まだまだ一部企業の取り組みでしかない。
DevRelConへ参加し、世界の取り組みを学ぶことが自社のポジショニングと今後の活動についての指針作りに役立つという。
DevRelCon Tokyo 2019について
DevRelConはDevRelを行っている企業や、周辺ツールを開発する企業とが集まって行われるDevRelのカンファレンス。
これまでロンドン、サンフランシスコ、中国(北京および蘇州)そして東京で行われてきた。
東京は2017年より3年連続での開催になる。
参加者は主に日本、アジア、ヨーロッパ、アメリカとなっている。
DevRelCon Tokyo 2019は以下の概要にて開催される。
名称 : DevRelCon Tokyo 2019
日時 : 3月9日(日) 9:00〜18:30
参加人数 : 200名(海外からの参加者が約2割)
会場 : サイボウズ株式会社(東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階)
参加費用 : 9,000円から
主催 : 株式会社MOONGIFT、DevRel Meetup in Tokyo
セッション数 : 3トラック、22セッション
Webサイト : https://tokyo-2019.devrel.net
セッションはすべて英語で行われる。
システムによる翻訳機能が用意されるので、英語が苦手でも参加可能だ。
キーノートスピーカーとしてRubyのパパとして知られるMatzことまつもとゆきひろ氏、IBMのワールドワイドアドボケイトのPeter Moskovits氏などが登壇する。
日本人としてはMicrosoftのアドボケイトとして有名なちょまど氏の登壇が決定している。
同様にBox、JFrog、Nexmo、などグローバルにサービスを提供している各社のエバンジェリストが登壇する。
DevRel、開発者マーケティング、DX(開発者体験)など多数の講演が行われるとのことだ。
株式会社MOONGIFTについて
開発者向けのメディア「MOONGIFT」の運営と、開発者向け広報支援「DevRel」を提供している。
開発者へ正しい情報を届けるをコンセプトとし、イベント開催やオウンドメディアの運営、BtoBコミュニティ運営を行っている。
本社所在地 : 神奈川県中区日本大通7 日本大通7ビル 4F YBP
代表取締役 : 中津川篤司
設立 : 2013年10月
事業内容 : 自社メディア事業、開発者向け広報支援(DevRel)
Webサイト :http://moongift.co.jp
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