9月3日(月)、音楽・ファッションなどのカルチャーコンテンツを制作・配信する分散型動画メディア「lute/ルーテ」を運営し、ミレニアル世代のユーザーと国内外のアーティストをつなぐ「アーティストビジネス・カンパニー」として新たなビジネスモデルを構築するlute株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:五十嵐 弘彦)が8月13日(月)8,000万円の資金調達を実施したことが発表された。
変化する音楽業界の中で、アーティストのための新しい音楽ビジネスモデル構築を加速
今回の引受先は、アイ・マーキュリーキャピタル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:新 和博)、株式会社アトス・インターナショナル(本社:東京都港区、代表取締役:城水 千明)、TLM(本社:東京都世田谷区、代表:木暮 圭佑)であることが発表されている。
いま世界の音楽業界に目を向けると、アーティストは楽曲制作だけでなく、ライブ収益やマーチャンタイズ、ブランドとのコラボレーションやプロモーションのパートナーシップ契約など多角化した戦略での収益化を行っている。
こうしたビジネルモデルの変化の中で、lute社はこれまで国内外のアーティストとのマネジメント契約を行うほか、メディア領域の拡張やキャスティング事業を推進。アーティストがもつブランド力を最大化させ、音楽ビジネスの新たな可能性を開拓してきた。
同社によると、今回の資金調達の主要使途は、これらの事業拡大を支える各部門の人材確保および育成に充てられるということだ。
lute株式会社について
2016年にYouTubeを中心とした分散型動画メディアとして発足し、2017年8月よりInstagram Storiesを中心としたメディアへと移行、また2018年2月には日本初となるサブミッションメディアを立ち上げ事業領域を拡大し、Media(メディア)、Ad Agency(アド・エージェンシー)、Artist BizDev(アーティスト・ビズデブ)の3つの部門を擁する「アーティストビジネス・カンパニー」として展開。
各部門の事業説明と最新トピック
Media(メディア)事業
分散型動画メディア「lute/ルーテ」では、ミュージックビデオやオリジナルバラエティ番組をはじめ、IGTV専用コンテンツの制作・配信も行っている。また、アーティストの新しいエコシステムとしてサブミッションメディアを運営している。
https://www.instagram.com/lutemedia/
https://goo.gl/HCFQPd
YouTube、Spotifyをプラットフォームに、日本初のサブミッションメディア「lute music」立ち上げ。
Ad Agency(アド・エージェンシー)事業
lute社の運営するメディアを活用したプロモーション施策だけでなく、アーティストキャスティングやアパレルブランドとのタイアップ企画、イベント運営など、多様化するクライアントニーズに応える広告プランニングを担う。
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Artist BizDev(アーティスト・ビズデブ)事業
アーティストの「管理者」ではなく、対等な関係性をもった「ビジネスパートナー」となることで、アーティストがもつブランド力を最大化し、新たなビジネスを一緒に創造していく。また国内アーティストだけでなく、グローバルな流行を見せる韓国レーベルとの契約締結など、世界の音楽マーケットに通用するカルチャーの発信を行う。
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会社概要
ミレニアル世代のユーザーと国内外のアーティストをつなぎ、新たなビジネスモデルを構築する「アーティストビジネス・カンパニー」
社名 :lute株式会社
代表者 :代表取締役 五十嵐 弘彦
所在地 :東京都渋谷区神山町43-5
設立 :2017年7月27日
事業内容:Media(メディア)事業、Ad Agency(アド・エージェンシー)事業、Artist BizDev(アーティスト・ビズデブ)事業
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