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米MODE社、TrueVenturesより300万ドルの資金調達を実施

シリコンバレーに拠点を置くスタートアップのMODE, Inc.(本社:米カリフォルニア州、CEO:Gaku Ueda)が、True Ventures(本社:米カリフォルニア州)より2018年8月21日に300万ドルのシリーズAの資金調達したことが、9月25日(火)に発表された。

データ収集技術により、自動化、ビッグデータ分析、AIが活躍する社会の実現に

MODE社は現実世界からクラウドへのデータ収集を通じて、世の中の動向を把握し、より的確な判断と自動化をビジネスに反映させることを支援する技術スタートアップ。

今回のシリーズAでの資金調達を含めると、調達金額は500万ドルになるということだ。

データのビジネスへの活用は、製造業、自動車産業、バイオ・医療産業の分野などで、多様な領域で競争力を維持する上でますます重要になってきている。

しかし実際には多くの企業が実証実験以降のIoT(Internet of Things)システムへの開発に苦慮しているのが現状である。

MODE社はセンサーデータのクラウドへの収集に特化している。

MODEの技術によって、センサーデータを簡単に業務ソフトウェアに統合することで、業務の効率化や知見の獲得が可能になる。

MODE社のソリューションは他のIoTプラットフォームに比べ、カスタム開発の工数を大幅に減らすことができる。

また、同社のセンサー・ゲートウェイと時系列データベースにより、大規模実用システムとしての運用を可能にする。

MODEの共同創設者兼CEOの上田 学 氏は

「データ収集は、自動化、ビッグデータ分析、AIが活躍する社会の実現に向けた第一歩であり、私たちがデータ収集に重点的に取り組むのは、あらゆる企業がデータの収集という手段の部分で労力をせず、データのビジネス活用の部分に注力できるようにしたいという思いからです。」

と述べている。

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Gaku Ueda

CEOの上田は、Googleマップの初期開発エンジニア、Twitter社のエンジニアリング・ディレクターを経て、2014年にMODE社を設立した。

共同創設者イーサン・カンは、米Yahoo!でデベロッパーを、ソーシャルゲーム企業50Cubes, Inc.ではエンジニアリング・ディレクターを務めた。

両創設者の大規模クラウド構築の経験が、MODE社の設立の原動力となったという。

「センサーこそが、データおよびデータから派生する知見の源であり、今後ますます多様な産業の業務プロセスの改善、自動化に寄与していくはずです」とTrue Venturesの共同経営者であるオム・マリク(Om Malik)は言う。「シリーズAの資金を活用することで、MODE社のチームとビジネスの拡大が一層加速され、無数のセンサーがクラウドとつながっていくことでしょう」とMODE社の将来に期待している。

MODE, Inc.について

MODEは現実世界からの大規模データ収集を通じて、企業によるデータ活用を可能にするクラウドデータインフラを提供する企業。独自のセンサー・ゲートウェイと時系列データベース技術で短期間にセンサーや産業機器をつなぎ、短期間でデータのクラウド収集を実現する。

True Venturesについて

True Venturesは、2005年に設立されたシリコンバレーに拠点を置くベンチャーキャピタルで、アーリーステージの技術系スタートアップを対象に投資を行っている。14億ドルを超える運用資産を活用して、急速に成長する今日の市場で活躍する最も有能な起業家らを支援している。強固なコミュニティによって企業の創業者とそのチームをバックアップし、「真の」企業にふさわしい高いレベルの成功を支えてきた。現在までに250以上の企業を世に送り出し、世界中で1万人以上の職を生み出すなど、ビジネスの可能性の拡大に貢献している。

詳細はホームページ参照(www.trueventures.com

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